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神話【かみかたり】(神話)

淡路ユダヤの「シオンの山」

淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!
魚谷佳代 (著)

[キーワード:淡路島]

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千ヶ峰せんがみね玉置山たまきやま剣山つるぎやまを結ぶと160kmの正三角形となる。
3つの山頂には、1万5千年前の神籬ひもろぎ(神が天から降臨する所)がある。
正三角形の中心が淡路島の洲本市すもとし

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360度を16で割った角度が22.5度。
東洋文明の中心地は、1611年ごとに22.5度、東へ移動する。
東洋文明の中心地は、今、東経135度に来ている。

img_0449
 
●十六菊花紋
360度を16で割った角度が22.5度。
十六菊花紋は元々ユダヤから来ている。

●古代ユダヤと日本の深い関係
紀元前200年頃、古代ユダヤ人の徐福じょふく(後の神武じんむ天皇)が辿り着いた135度線の淡路島。
徐福は淡路島を聖地とした。

●日本語とヘブライ語
日本語とヘブライ語の間には、1000語以上の同音同意語が確認されている。

●淡路島に残る古代ユダヤの風習・遺跡
淡路島には、古代ユダヤの風習・遺跡が多く残っている。
由良ゆらの「ねりこ祭り」は、ユダヤの「過越すぎこしの祭り」に酷似こくじしている。
古代ユダヤ人の塚が20カ所以上もある。
洲本市すもとし古茂江こもえ地区には、古代ユダヤの印が刻まれた石棺せっかんがある。ユダヤ教の大司教ローゼン師がユダヤの石棺せっかんであることを確認している。

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●古事記の中の淡路島
伊邪那美命いざなみのみこと伊邪那岐命いざなぎのみことがこの世に一番はじめに創った大地。
日本神話の始まりの地。
地質学的にも日本最古の地と確認されている。

●シオンの山
淡路島の聖地「シオンの山」。
日本人がシオンの民であると目覚める時、淡路「シオンの山」は、新たな文明の出発点となる。
これからはじまる東経135度の淡路島文明。

《参考文献》
魚谷佳代 (2012)『淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!』ヒカルランド
千賀一生 (2012)『ガイアの法則[I] 日本中枢[135度文明]への超転換』ヒカルランド
中杉弘 (2014)『日本建国の謎に迫る』風塵社
浅川嘉富 (2012)『世界に散った龍蛇族よ!』ヒカルランド

 
今日の言葉:
「すべて神の成しわざである」
キケロ
(ローマの哲学者 / 紀元前106~紀元前43)

 
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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 8

[キーフレーズ:日神ひのかみ月神つきのかみ

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●原文
所以出入幽顕 日月彰於洗目

●書き下し文
所以ゆえに、かくりよ あらわよりて、
あらふに、つき あらわれ、

●訳
(意訳。「所以ゆえに」の訳は省略。)
伊邪那岐命いざなぎのみことは、幽界ゆうかい(目に見えない世界)に入っていった。それから、顕界けんかい(目に見える世界)に戻ってきた。戻ってきた伊邪那岐命いざなぎのみことが、左目を洗ったときに日神ひのかみ天照大神あまてらすおおみかみ)が産まれ、右目を洗ったときに月神つきのかみ月読命つくよみのみこと)が産まれた。

●解説
黄泉国よみのくに(魔界)から戻ってきた伊邪那岐命いざなぎのみことが左目を洗ったときに日神ひのかみ天照大神あまてらすおおみかみ)が産まれ、右目を洗ったときに月神つきのかみ月読命つくよみのみこと)が産まれたことを指す。

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●言葉の意味
所以ゆえ・・・理由を言うときに使う。こういうわけで。だから。(なぜ「所以ゆえに」が使われるかが、前後の文脈ぶんみゃくからは正確には分からないため、訳文では省略した。)
所以ゆえ(自説)・・・すべてが神の意思であると考えると、伊邪那岐命いざなぎのみことは、最高神である天之御中主神あめのみなかぬしのかみから、万霊ばんれい万物ばんぶつを産む役割を与えられた「所以ゆえに」、目を洗う行為により、日神ひのかみ月神つきのかみが産まれた。 
かくりよ・・・かく幽界ゆうかい。あの世。霊の世界。目に見えない世界。
・「幽」(漢字の正式な読み)・・・
ユウ。かす(か)。くら(い)。
・「幽」(漢字の正式な意味)・・・
かすか。はっきり見えない。あの世。
あらわよ・・・現世あらわよ。現界。この世。人の世界。目に見える世界。
・顕(漢字の正式な読み)・・・
ケン。あき(らか)。あらわ(れる)。
・顕(漢字の正式な意味)・・・
あきらか。あらわれる。おもてに出る。
・彰(漢字の正式な読み)・・・
ショウ。あき(らか)。あらわ(れる)。
・彰(漢字の正式な意味)・・・
あきらか。あらわれる。
・於・・・「~したら」。「~したときに」。(「於」の読みは、上記の書き下し文では省略。)
・於(漢字の正式な読み)・・・
オ。ヨ。お(いて)。
・於(漢字の正式な意味)・・・
おいて。おける。時刻や場所などを表す。
・・・
日神ひのかみである天照大神あまてらすおおみかみ
つき・・・
月神つきのかみである月読命つくよみのみこと

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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今日の言葉:
「大切なのは、どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ心をめたかです」
マザー・テレサ

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古事記(ふることふみ) 7

[キーフレーズ]
伊邪那美命いざなみのみこと伊邪那岐命いざなぎのみこと

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●原文
陰陽斯開

●書き下し文
ここひらけて、

●訳
いんようが分かれて

●別の訳
・(万物ばんぶつつくり出す二つの気である)陰と陽が生じて
・陰の気と陽の気が分かれて
・女の気と男の気が分かれて

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●原文
二霊為群品之祖

●書き下し文
二霊ふたはしらのかみ群品もろもろおやれり。

●訳
二霊ふたはしらのかみ群品もろもろ諸々もろもろの物)のおやとなった。

●別の訳
二柱ふたはしらの神が万物ばんぶつとなった。
・(女の気と男の気とが分かれ、)女神めがみ男神おがみが現れて、万物ばんぶつの生みの親となった。
いんの神とようの神が万物ばんぶつを作り上げるおやとなった。

●言葉の意味
二霊ふたはしらのかみ・・・
伊邪那美命いざなみのみこと
伊邪那岐命いざなぎのみこと、の二柱ふたはしらの神
群品もろもろ・・・
諸々もろもろの物。よろずの物。万物ばんぶつ

 
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

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今日の言葉:
「人生は神が書かれる小説だ。神におまかせしようではないか」
アイザック・シンガー
(アメリカの発明家)

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天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とは

[キーワード:大元おおもとかみ]

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●『人間の探究 649 スピノザの汎神論』(中杉弘のブログ)における解説
・原子核を造っている素粒子(物質を構成している最小単位)が天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
天之御中主神あめのみなかぬしのかみが集まり、何かを創るちから(集合させていくちから)が高御産巣日神たかみむすひのかみ
・(何かが創られて、)壊れる方向へ向かうちから(分散させていくちから)が神産巣日神かみむすひのかみ

古事記ふることふみの中の天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
・一番はじめに現れる神。
・天界に初めて現れた神。
・頂点に位置する神。

三柱神みはしらのかみ
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
高御産巣日神たかみむすひのかみ
神産巣日神かみむすひのかみ三柱神みはしらのかみは、いずれも性別のない独神ひとりがみで、造化むすひ三神みはしらのかみと呼ばれている。

古事記ふることふみに出てくる回数・・・一回。一度しか登場しないという意味の深さ。

天之御中主神あめのみなかぬしのかみ神柄かみから(性質)
・世界そのもの。ありとあらゆるところに満ちている神。姿をとらえることができない。
・姿は隠しているが、目に見えない世界から神々に役目をお与えになり、常に世界を見守っている至上しじょうの神。

天之御中主神あめのみなかぬしのかみの本質
・この世界の全ての存在が、(目に見えない)大元おおもとちからによって動いている。その大元おおもとちからが、天之御中主神あめのみなかぬしのかみの本質。
万物ばんぶつつらぬとおすエネルギーのみなもと
万物ばんぶつに溶け込んでいる根源こんげんの神。

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●言葉の意味から紐解ひもと
あめ・・・
宇宙。天界。全ての世界。
ぬし・・・
主人。支配している者。つかさどる者。
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ・・・
天界の中心に居て、天界をつかさどる神。

二つ名ふたつな別名べつめい
根源のかみ
大元おおもとかみ
創造神そうぞうしん
北極星の神
宇宙のエネルギーのみなもと
大元おおもとちから

●世界の各宗教での呼び名
「ゴッド」(キリスト教)、「ブラフマン」(ヒンズー教)、「ヤハウェ」(ユダヤ教)など色々な名称めいしょうで呼ばれている。

●その他の説
天之御中主神あめのみなかぬしのかみは宇宙の神。

●その他
・「大元おおもと根源こんげん」・・・
「ひ」の音霊おとだま
・「(すべてを)つらぬいている」、(すべてに)「溶け込んでいる」・・・
「ぬ」の音霊おとだま

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《参考文献等》
・『中杉 弘のブログ』

(アクセス日:2016/11/30)
・吉野信子(2015)『カタカムナ 言霊の超法則』
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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今日の言葉:
「世のなかの よきもあしきも ことごとに 神のこころの しわざにぞある」 本居宣長

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古事記(ふることふみ) 6

[キーワード:三柱神みはしらのかみ

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●原文
参神みはしらのかみ造化むすひはじめれり。

●訳
(天界と地上界が別れた後、)三柱みはしらの神が産まれた。
三柱神みはしらのかみの誕生が万物創造ばんぶつそうぞうの初めとなった。

●言葉の意味
参神みはしらのかみ・・・
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
高御産巣日神たかみむすひのかみ
神産巣日神かみむすひのかみ三柱神みはしらのかみ
造化むすひ ・・・
万物ばんぶつでること。万物創造ばんぶつそうぞう
はじめ・・・先駆さきがけ。最初。

●その他
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ・・・
古事記の中で一番はじめに現れる神。日本神話の最高神。
はしら・・・神を数える単位。
一柱ひとはしら二柱ふたはしら三柱みはしら
太古の人が見た神の姿が家屋かおくの柱に似ていたため、神を数える単位となった。

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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今日の言葉:
「人間はなんと神に似ていることだろう!」 シェイクスピア

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古事記(ふることふみ) 5

[キーフレーズ:天界と地上界]

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●原文
しかれども 乾坤あめつち はじめてわかれて

●訳
それから(長い年月がち)、天界と地上界とが初めて分かれた。

●言葉の意味
乾坤あめつち・・・天界と地上界。あの世とこの世。天と地。
けん・・・天・男性の象徴しょうちょう。北西(いぬい)の方角。
こん・・・地・女性の象徴しょうちょう。南西(ひつじさる)の方角。

●その他
・「つ」の音霊おとだま・・・「集まる」
・「ち」の音霊おとだま・・・「凝縮ぎょうしゅくする」
・「つち」の音霊おとだま・・・「集まって凝縮ぎょうしゅくする」

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
吉野信子(2015)『カタカムナ 言霊の超法則』

 
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今日の言葉:「かぎりを行うのが人の道」(出来る限りの事をするのが人の道) 本居宣長もとおりのりなが

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靈【たま】(霊)

奇蹟のスピリチュアル・アート/龍敬子

奇蹟のスピリチュアル・アート 幸運を引き寄せる! 宇宙エネルギーを放つ瑞祥画
龍敬子 (著), 五十嵐康彦 (編集)

[キーワード:龍神]

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表紙の絵に凄いパワーを感じ、すぐに購入しました。
迫力のある絵がたくさん載っており、見るたびに心奪われます。私は十一面観音菩薩様の絵が気に入り、切り取って部屋に飾っています。

龍氏の不思議な人生、逆境を乗り越えてきた境遇についても書かれており、常に見えない力に護られてきた半生に驚きと感動を覚えます。

先日、巣鴨のギャラリーに足を運びました。
龍氏はとてもバイタリティーにあふれていて、85歳と聞いて驚嘆いたしました。謙虚で優しいお人柄で、龍神様に愛されているのだなあとしみじみ感じました。絵画も実物より迫力があって、ずっと見ていたかったです。
今度は妻と一緒にお邪魔する予定です。

 
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今日の言葉:「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」 仏陀

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数 

8 と 88

大和国やまとのくに      

大和やまとたみにとって欠かかせない「こめ」に、大和やまとの地のシンボル八芒星はちぼうせいを線で表した形(八本の線)を「こめ」の漢字とした。

「米」は八芒星はちぼうせいを表す象形しょうけい文字。

八芒星はちぼうせい→「米」→「米」を分解すると八十八 → 8+8 → 16 → 十六八重表菊じゅうろくやえおもてぎく皇室こうしつを表す紋章もんしょう)。

八芒星はちぼうせい→「米」→「米」を分解すると八十八 →四国八十八ヶ所(空海の秘術ひじゅつ)。

天照大神あまてらすおおみかみの「御神体ごしんたい」(神が宿る物)である八咫鏡やたのかがみ

神武天皇じんむてんのうみちびいた八咫烏やたがらす

八雲やくも立つ 出雲いづも八重垣やへがき 妻籠 つまごみに 八重垣作る その八重垣を。   須佐之男命すさのおのみことんだ歌

八岐大蛇やまたのおろち

八幡神社やはたじんじゃ。ヤハタの由来はヤハウェ。

八島やしま(大和国やまとのくに二つ名ふたつな)。

最古の神代かみよ文字である最雲文笹雲文字さいうんもんささくももじの文字の数は八十八。

岐阜城を真中まなかとした八芒星はちぼうせい八方やも(つの方向)の先に(大和国やまとのくにの)聖地が数多くある。

八白はっぱくの方位は北東=うしとらうしとら金神こんじん瀬織津姫命せおりつひめのみこと
 
8の数霊かずたまは「満たされる」。

8に関わりのあるものは「山」。

88の数霊かずたまは「無限」。

88に関わりのあるものは「富士」。
 
●世界
ピラミッドは八方位はっぽういを正確に示す。そしてその八方位の先に(地球上の)聖地が数多くある。

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
吉野信子(2015)『カタカムナ 言霊の超法則』
はせくらみゆき・深田剛史(2012)『数は宇宙言語だった! 宇宙一切を動かす「数霊」の超メッセージ』

 
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数 

49 という数字

斎藤一人氏の夢の中に4と9が出てきて、「4と9を大切にしてくれたら、あなたの人生を良く(49)してあげるからね」と言われた。

それ以来、49を縁起の良いラッキーナンバーとして大事にしている。

4月9日に「よくなる祭り」という催しをしている。

4と9を使い始めてからどんどん金持ちになっていった。

斎藤氏いわく、「4と9を大事にすると人生が良く(49)なる」。
 
49の2乗は2401で下二桁が01。
49の3乗は117649で下二桁が49。
そのため、49の奇数乗は下二桁が必ず49。
 
ラッキーセブンが7回。

49の数霊的意味は「幕が開ける」。

カタカムナで48音の次は1音。

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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歷し史【へしふみ】(歴史)

闇の歴史、後南朝(ごなんちょう)

闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 / 森茂暁しげあき
 
数ヶ月前から後南朝に興味を持ち始め、きちんとした資料を探していたところ、この本に巡りあいました。

南朝研究の第一人者である森氏が、後南朝に特化して著した本です。信用に値する資料に基づいて、後南朝の実像をつまびらかにしてくれます。また、非常に分かりやすく丁寧に書かれているので、後南朝について知識がない人でもスラスラと読むことができます。

南朝は、室町幕府により歴史の闇に葬りさられました。
その後、南朝系は応仁の乱の時代まで生き延びました。本書はその具体的な経緯が書かれています。
 
●この本で分かったこと

・南北統一前後の天皇とその周辺の動向。

・南北統一で完全に消滅したかに見える後醍醐天皇の子孫たちが、何度も歴史の表舞台に現れ、歴史をかき回してきた。

・断続的に、南朝系の威光が消滅するように画策してきた。
 
●読んでも分からなかった点

・後南朝がどのように終わりを迎えたのか?

・歴史教科書には、なぜ後南朝の動向が取り上げられていないのか?

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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