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文花【あやはな】(文学)

源氏物語 若菜(わかな) 1

[キーフレーズ]
朱雀院すざくいん御不例ごふれい
御不例ごふれい・・・貴人きじんの病気)

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●原文
朱雀院すざくいんみかど、ありし御幸みゆきののち、その頃ほひころおいより、つねならずなやみわたらせ給ふたもう

●訳
朱雀院すざくいんみかどは、少し前に紅葉のうたげ御幸みゆきなされた。そのあとぐらいから、御身体おからだの具合が悪くなられ、苦しんでいらっしゃった。

●言葉の意味
朱雀院すざくいん・・・
光る源氏の兄。
御幸みゆき・・・
天皇すめらぎの外出。
・ありし御幸みゆきののち・・・
先日の(紅葉のうたげの)御幸みゆきの後。
頃ほひころおい・・・
(その)頃。
つね(れい)ならず・・・
(病気のために)体の状態がいつもと違っている。
・悩む・・・
病気で苦しむ。

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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≪今日の言葉≫
「あせってはいけません。 ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です」
夏目漱石
(1867~1916)
(同時代の人:南方熊楠みなかたくまぐす 1867年生まれ、出口王仁三郎でぐちおにさぶろう 1871年生まれ)

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聖書學

聖書 モーセ五書の第1書 第1章 2

[キーワード]
ぐちゃぐちゃ

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[へ]・・・ヘブライ語(右から左へ読む)
[へ発音]・・・ヘブライ語の発音(点はアクセント)
[英]・・・英語の意味
[英発音]・・・英語の発音
[日]・・・日本語の意味

●原文(ヘブライ語)
וְהָאָרֶץ, הָיְתָה תֹהוּ וָבֹהוּ
(ズィアレッツ ハイタ トァフ ヴァヴァフ)

●英訳
The forms had not yet existed in the earth, and the earth was chaotic.
●日本語訳
地上界は、(形あるものが創られる以前の)形あるものが存在しない、ぐちゃぐちゃな状態だった。
 
●別の英訳
The earth was formless and chaotic,
●日本語訳
地上界は形なく、ぐちゃぐちゃな状態で、

[英]chaotic
[英発音]ケイアティク
[日]混沌とした, ぐちゃぐちゃな, 無秩序な

[英]the forms
[日]形あるもの

[英]The forms does not exist.
[日]形あるものが存在しない。

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וְהָאָרֶץ
+
וְ
[へ発音]zu ズィ
[英] and
+
הָאָרֶץ
[へ発音]éretz アレッツ
[英] earth(地上界), land(土地), world(世界)

הָיְתָה
[へ発音]haytá ハイタ
[英] she / it was
+
הָ
[へ発音]ha ハ
+
תָה
[へ発音]ta タ
[英] was

תֹהוּ
[へ発音]táhu トァフ
[英] emptiness(空っぽ, 虚無, 無意味),
desolation(荒廃, 孤独感, 荒れ果てていること),
nothingness(存在しないこと, 無, 無価値, 非存在)
→ 何も存在しないこと, 形あるものが存在しないこと

וָבֹהוּ
[へ発音]vaváh ヴァヴァフ
[英] chaos
[日](秩序あるもの、形あるものが創られる以前の)ぐちゃぐちゃな状態, 無秩序な状態, 混沌, カオス

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《参考URL》
・bible.salterrae.net
(アクセス日:2016/10/25)
・The World English Bible
(アクセス日:2016/10/25)

 
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≪今日の言葉≫
「読むことで豊かになり、話すことで賢くなり、書くことで確実になる」
フランシス・ベーコン
(イギリスの哲学者)
(1561~1626)
(同時代の人:石田三成 1560年生まれ、シェークスピア 1564年生まれ)

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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 12

[キーフレーズ]
百王ひゃくおう相続そうぞく

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●原文
寔知 懸鏡吐珠 而百王相續

●書き下し文
これに知る、かがみたまを吐きて、百王ひゃくおうあひぎ、

●訳
以下のことを知ることができる。すなわち、鏡を掛けたり、珠を吐いたりして、神々の系譜けいふが続き、

●言葉の意味
・鏡をく・・・
天照大御神あまてらすおおみかみ天の岩屋戸あめのいわやどこもった時に、枝に八咫鏡やたのかがみを掛けたことを指す。
たまを吐く・・・
須佐之男命すさのおのみことは、天照大御神あまてらすおおみかみが身に付けていたたまを口に含み、吐き出したところ、神となった。
これに知る・・・
「これ」というのは、「懸鏡」から「息歟」までの文章全体に係る。
すなわち、須佐之男命すさのおのみことの子孫が出雲いずもの地に国をおこすまでの過程かてい

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●別の書き下し文
まことに知る、鏡をたまを吐きて、百王もものおおきみあひつづき、

●訳
真実を知ることができる。すなわち、鏡を掛け珠を吐いたのを始まりとして、多くの王が相続そうぞくし、

●解説
吐珠(たまを吐く)と喫劔(つるぎむ)とは、天照大御神あまてらすおおみかみ須佐之男命すさのおのみこと誓約うけいを指す。

 
≪今日の言葉≫
「神の世界には善も悪もない。ただ人間が、あるものは善、あるものは悪と思うだけである。」
ヘラクレイトス
(ギリシアの哲学者)
(紀元前535~紀元前475)
(同時代の人:釈尊、孔子)

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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孫子韓非子君主論戰爭論ショーペンハウアーセネカ兵法

孫子(そんし) 1

[キーフレーズ]
戦争の重大さ

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●原文
孫子曰、兵者國之大事、

●書き下し 一‥‥
孫子曰く、兵は國の大き事なり、
【●かきくだし ひ‥‥
ソンシ いはく、いくさ は くに の おほき こと なり、】

●書き下し 二‥‥
孫子曰く、兵は國の大事なり、
【●かきくだし ふ‥‥
ソンシ いはく、ヘイ は くに の ダイジ なり、】

●書き下し 三‥‥
孫子曰く、兵とは國の大事なり、

●書き下し文 四‥‥
孫子曰く、兵とは國の大事、

●訳
孫子は言う。戦争は国にとって一大事である。

●別の訳
孫子は言う。戦争は、国家の命運を決する重大な行為である。

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●原文
死生之地、存亡之道、不可不察也、

●書き下し 一‥‥
死に生きの地、在り亡きの道、察らめざるべからざるなり。
【●かきくだし ひ‥‥
しに いき の つち、あり なき の みち、あきらめ ざる べから ざる なり。】

●書き下し 二‥‥
死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。
【●かきくだし ふ‥‥
シセイ の チ、ソンボウ の みち、サッせ ざる べから ざる なり。】

●書き下し 三‥‥
死生の地、存亡の道、察せざるべからず。

●訳
国民の命、国家の存亡に関わる行為である。平時から熟考しておかねばならない。

●別の訳
国民の生死、国家の存亡がかかっている。それゆえ、前もってよく考えておかねばならない。

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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≪今日の言葉≫
「百年兵をやしなうは、ただ平和をまもるためである」
山本五十六いそろく
(日本の軍人)
(1884~1943)

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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 11

[キーフレーズ]
言い伝えのおかげ

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●原文
元始綿邈 頼先聖而 察生神立人之世

●書き下し文
元始はじめ綿邈とおけれども、さきひじりりて神を生み人を立てし世をれり。

●別の書き下し文
元始げんし綿邈めんばくなれども、先聖せんせいりて神を生み人を立てし世をりぬ。

●訳
この世の始まりは、連綿れんめんと続いているはるか遠い昔のことであるが、いにしえからの聖人せいじんの言い伝えのおかげで、神々が産まれた時代や、人間の世界がつくられた時代を知ることができる。

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●言葉の意味
・邈(漢字の正式な読み)・・・
バク。とお(い)。
・邈(漢字の正式な意味)・・・
遠い
・綿(漢字の正式な読み)・・・
メン。わた。つら(なる)。
・綿(漢字の正式な意味)・・・
綿わたが、繊維せんいからまりあってひとまとまりの状態になっていることから、)長く連なる。
熟語の例:「連綿れんめん」「綿々めんめん
先聖せんせい・・・
古伝承こでんしょうを言い伝えてきた聖人せいじん

●その他
地上界において、泥海のような脆弱ぜいじゃくな土壌を固められたのは、無数の龍神だった。(岡田茂吉もきちの説)

 
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

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≪今日の言葉≫
「神はすべてを創造そうぞうした」
デカルト 「省察しょうさつ
(フランスの哲学者)
(1596~1650)

 
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聖書學

聖書 モーセ五書の第1書 第1章 1

●英訳(The World English Bible)
The First Book of Moses(Genesis)

●訳
モーセ五書の第1書(始まり)

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●英訳(The World English Bible)
In the beginning, God created the heavens and the earth.

●訳(と)き
初めに神 天地を創造し給へり
【はじめに かみ あめつちを 創造したまへり】

●「り」を使ひたる例への文(たとへの あや)…
「皇子は都へ上り給へり。」
【みこは みやこへ のぼりたまへり】
(『竹取物語 蓬莱の玉の枝』の文を改変。)
[訳(と)き] 皇子は都へお上りになった。
[解き] 「り」:完了の助動詞「り」の終止形。「~た」「過去に~して、今もその状態が繼續してゐる」の意。

●別なる訳き【ことなる とき】
はじめに神は天上界と地上界とを創造された。

●別なる訳き(bible.salterrae.net)
はじめに神は天と地とを創造された。

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《参考URL》
・bible.salterrae.net(アクセス日:2016/10/23)
・The World English Bible
(アクセス日:2016/10/23)

 
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≪今日の言葉≫
「神を怖れよ、そして、他の何人なにびとをも怖れるな」
ビスマルク
(ドイツ初代首相)
(1815~1898)

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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(むりょうぎきょう)6

[キーフレーズ]
俗世間ぞくせけんの人々

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●原文
国王。王子。国臣。国民。国士。国女。国大長者。
こくおう。おうじ。こくじん。こくみん。こくじ。こくじょ。こくだいちょうじゃ。

●訳
(お釈迦様しゃかさまと共ににいたのは、)国王、王子、優秀な家来けらい、優れた人々、大長者たち、

●解説
「国王、王子、国臣、国民、国士、国女、国大長者」は、俗世間ぞくせけんの人々。
一般人もお釈迦様しゃかさまのもとに集まっていることを述べている。

 
≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
衆生しゅじょうほとけを唱ふれば、ほとけこれを聞きたまふ」 
(人が仏様と唱えれば、仏様はそれを聞いてくれている)
法然上人ほうねんしょうにん
(1133年~1212年)

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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 10

[キーフレーズ]
古くからの言い伝え

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●原文
故 太素 杳冥

●書き下し文
かれ太素もと杳冥くらけれども、

●訳
このように、この世の始まりは、はるかに遠くておぼろげだが、

●言葉の意味
かれ・・・
このように。
太素もと・・・
この世の初め。天地創造。
・杳(漢字の正式な読み)・・・
ヨウ。くら(い)。はる(か)。
・杳(漢字の正式な意味)・・・
はるかに遠い。はっきりしない。
・冥(漢字の正式な読み)・・・
メイ。くら(い)。
・冥(漢字の正式な意味)・・・
光がなくて暗い。
杳冥くらい・・・
くらくてはっきりしないこと。

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●原文
因 本教 而 識 孕土産嶋 之時

●書き下し文
本教もとつおしえりて、くにはらしまみしときり、

●訳
古くからの言い伝えによって、国土こくどつくり、島を造った時代の話を知ることができ、

●別の訳
古伝承こでんしょうによって、日本列島が造られた時代の話を知ることができ、

●言葉の意味
もと・・・
大本おおもと。一番大切なもの。一番古いもの。
おしえ・・・
人に物を語り聞かすこと。言い伝え。伝承でんしょう
本教もとつおしえ・・・
古くからの言い伝え。
・而・・・
~して。(訓読くんどくしなくともよい)

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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今日の言葉:
「神なくしては何ものも存在しえない」
スピノザ
(オランダの哲学者 / 1632~1677)

カテゴリー
神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 9

[キーフレーズ]
多くの神々の出現

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●原文
浮沈海水 神祇呈於滌身

●書き下し文
海水うしお浮沈うきしずみて、神 祗あまつかみ くにつかみすすぐにあらわれたり。

●訳
伊邪那美命いざなみのみこと伊邪那岐命いざなぎのみことが、)海水に浮き沈みして体を洗った時に、多くの神々が現れた。

●別の訳
海に浮き沈みして禊祓みそぎはらえを行って天上界の神と地上界の神が現れた。

●言葉の意味
あまつかみ・・・
天つ神あまつかみ。天上界の神。
くにつかみ・・・
国つ神くにつかみ。地上界の神。
神 祇あまつかみ くにつかみ・・・
多くの神々。

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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≪今日の言葉≫
妖精ようせいなんかいないよ」と言うたびに、どこかで可哀相かわいそうな妖精が死んでいく。
ジェイムス・バリ 『ピーターパン』

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(むりょうぎきょう)5

[キーフレーズ]
世俗世界せぞくせかいの王

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●原文
大転輪王。小転輪王。金輪。銀輪。諸輪之王。
だいてんりんおう。しょうてんりんおう。こんりん。ごんりん。しょりんしおう。

●書き下し文
大転輪王だいてんりんおう小転輪王しょうてんりんおう金輪こんりん銀輪ごんりん
諸輪しょりんの王、

●訳
(お釈迦様しゃかさまと共にいたのは、)大転輪王、小転輪王、金輪王、銀輪王など、世俗世界を統治とうちする王たち、

●言葉の意味
大転輪王だいてんりんおう・・・
統治の輪を転がす王の意。
世界は、一つの国になり、一人の国王(大転輪王)が支配するのが理想とされた。
大転輪王は、武器を用いず正義だけで世界を統治する。
大転輪王が世に現れる時、天の車輪が出現し、王はその先導のもとに武力を用いずに全世界を平定する。
大転輪王の指揮のもとに、小転輪王、金輪王、銀輪王、銅輪王、鉄輪王などが各地を統治する。
世俗世界の王が大転輪王。真理世界の王がお釈迦様。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「一大事と申すは、今日ただ今の心なり」
正受老人しょうじゅろうじん
(1642年~1721年)