妙法蓮華經 觀世音菩薩 普門品 第二十五
【ミョウホウレンゲキョウ カンゼオンボサツ フモンボン ダイニジュウゴ】
●原文‥‥
況復加害
【●もとあや‥‥
キョウ ブ カ ガイ】
●書き下し‥‥
況むや復害ひを加へむや
【●かきくだし‥‥
いはむや また そこなひ を くわへむや】
●訳 1‥‥
ましてや害を加えることなどできようか。いや、できまい。
●訳 2‥‥
ましてや害を加えることなど、できなくなる。
●原文‥‥
設復有人
【●もとあや‥‥
セツ ブ ウ ニン】
●書き下し‥‥
設し復人有りて
【●かきくだし‥‥
もし また ひと ありて】
●訳‥‥
もし、又、人がいて、
【●ヤク‥‥
もし、また、ひと が いて、】
●原文‥‥
若有罪若無罪
【●もとあや‥‥
ニャク ウ ザイ ニャク ム ザイ】
●書き下し‥‥
若しくは罪あり若しくは罪無きも
【●かきくだし‥‥
もしくは つみ あり もしくは つみ なき も】
●訳‥‥
罪があるにしろ、罪がないにしろ、
【ヤク‥‥
つみ が ある にしろ、つみ が ない にしろ、】
≪參考文獻等(参考文献等)≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社