[キーフレーズ]
全員気絶
●原文
化熊出川
●書き下し文
●訳
熊の姿をした
●解説
神武天皇は中国地方を平定して、熊野地方に入った。その地で、
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
《今日の言葉》
「無抵抗な者を平気で殺す人間が、いつの時代にも存在する。
ゆえに、斬れる剣を所持し、敵を見定めて、斬るという行為が必要である」
ニーチェ
[キーフレーズ]
如来・菩薩・明王・天
●如来
・特徴・・・
悟りを開いた仏様。
・モデル・・・
お釈迦様が悟りを開いた姿。
・種類・・・
釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来、薬師如来など。
●菩薩
・特徴・・・
悟りを開くための修行中の(来世で如来となることが決められている)かた。
・モデル・・・
お釈迦様が修行をしている姿。
・種類・・・
観世音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、弥勒菩薩など。
●明王
・特徴・・・
如来が姿を変えた姿で、悪人を力ずくで従わせるため、怖い顔をしている。
・モデル・・・
如来の化身した姿。
・種類・・・
不動明王、愛染明王、金剛夜叉明王など。
●天
・特徴・・・
仏教の守護が役目。
(如来、菩薩、明王は人間の救済が役目)
・モデル・・・
古代インドの神々。
・種類・・・
弁才天、大黒天、吉祥天など。
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス
≪今日の言葉≫
「敵に秘密を知られたくないなら、味方にも漏(も)らすな」
ベンジャミン・フランクリン
[キーフレーズ]
理念の共有
●原文
道者 令民與上同意也
●書き下し文
●訳
「道」とは、民衆の意思を
●解説
「道」とは、民衆の思いを統治者の思いに同化させる内政政策(計画・活動)である。
共同体(組織)の理念・方針は、上から下まで共有(意思統一)されていなければならない。
《参考文献》
金谷治 (2000)『新訂 孫子』岩波文庫
《孫子を学んだ人物》
毛利元就
(1497~1571)
『孫子』を熟読し、比類なき戦略家に成長。
『孫子』は毛利家に代々受け継がれ、幕末の長州藩士たちも孫子を読み込んでいた。
[キーフレーズ]
5つの基本事項
●原文
一曰道、二曰天、三曰地、四曰將、五曰法、
●書き下し文
一に曰(い)わく道、ニに曰わく天、三に曰わく地、四に曰わく将、五に曰わく法、
●訳
5つの基本事項とは、
道・天・地・将・法。
●解説
戦争をするかしないかは、道・天・地・将・法という5つの基本事項に
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス
《今日の言葉》
「継続的な学習が、能力を解き放つ鍵となる」
チャーチル
(イギリスの政治家)
(1874~1965)
(同時代の人:
・第123代 大正天皇
1879~1926
在位 1912~1926
・マッカーサー 1880年生まれ)
[キーフレーズ]
●原文
是以 番仁岐命 初降于高千嶺
●書き下し文(
●訳
このようにして、
●別の訳
このようにして、
●言葉の意味
・嶺(漢字の正式な読み)・・・
レイ。みね。
・嶺(漢字の正式な意味)・・・
みね。山の一番高い所。
●その他
・「
これ。こ。
・「
もて。
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
≪今日の言葉≫
「真の幸福は孤独の中にのみ
チェーホフ
(ロシアの作家)
(1860~1904)
(同時代の人:
明治天皇
1852~1912
在位 1867~1912
タゴール 1861年生まれ)
(文章が書かれた頃(1892年)の出来事:
1891年 ロシア帝国皇太子(後のニコライ2世)が、大津町(現大津市)で、斬りつけられて負傷した。)
[キーフレーズ]
お
●原文
退一面坐
たいいちめんざ
●書き下し文
●訳
(人々は、)退いて、お釈迦様を囲んで座った。
●言葉の意味
・一面・・・
そのあたりいったい。
(例:一面の霧が立ちこめる)
・面(漢字の成り立ち)・・・
「目だけあらわれている仮面」の形を表したもの →(意味)→ 顔面
≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)
≪今日の言葉≫
「他人に合わせようとすると、本当の自分の75%を失ってしまう」
ショーペンハウアー
(1788~1860)
(同時代の人:
二宮尊徳 1787年生まれ
第120代
1800~1846
在位 1817~1846)
[キーフレーズ]
出家への思い
●原文
●訳
(
●言葉の意味
・ころ・・・
「
・
長年の間。
・
出家。
・
かねてからの願い。
●その他
・本(漢字の成り立ち)・・・
「木」の
●解説
もう長くはないと悟った
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス
≪今日の言葉≫
「ある段階を超えると、所有物が主人となり、所有者が奴隷となる」
ニーチェ
(1844~1900)
(同時代の人:
伊藤博文 1841年生まれ
1831~1867
在位 1846~1867)
[キーワード]
情報
●原文
而索其情
●書き下し文
●訳
情報を集める
●言葉の意味
・情(読み)・・・
ジョウ。
・情(意味)・・・
物事の実際の様子。実際の姿。
(例:「情報」)
・情(漢字の成り立ち)・・・
「心臓」の形を表した字 →(意味)→
「草が生える」形を表した字 →(意味)→
「井戸の中の
→「こころ」+「青く
→「
→物事の実際の様子。実情。
・「青」が入る漢字に共通するイメージ・・・
・索(読み)・・・
サク。さが(す)。もと(める)。
・索(意味)・・・
さがす。もとめる。
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス
≪今日の言葉≫
「断じて行えば
(紀元前145~紀元前86)
(同時代の人:
第10代
紀元前148~紀元前29
在位 紀元前97~紀元前29)
[キーフレーズ]
感情的に行動しない
●原文
校之以計
●書き下し文
●訳
冷静な(客観的な)計算により、敵味方の優劣を
●言葉の意味
・校(読み)・・・
コウ。くら(べる)。
・校(意味)・・・
二つの物を
・計(読み)・・・
ケイ。はか(る)。かぞ(える)。
・計(意味)・・・
数を
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス
≪今日の言葉≫
「悪法も、また、法である」
ソクラテス
(紀元前471~紀元前399)
(同時代の人:
第5代
第5代
[キーフレーズ]
●原文
論小濱而淸國土
●平易な漢字での原文
論小浜而清国土
●書き下し文
●訳
●言葉の意味
・
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
≪今日の言葉≫
「一日一字を記さば
一年にして三百六十字を得(え)、」
吉田松陰
(1830~1859)
(同時代の人:
大村益次郎 1824年生まれ
大久保利通 1830年生まれ
121代 孝明天皇 1831年生まれ)