カテゴリー
mathematics【mæ`θəmǽtiks】

「+」記号の意味と由来

{ ポイント }
意味 1:加法
意味 2:正
由来 1:ラテン語
由来 2:樽

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●「+」記号の意味…
① 合わせること。加法。
② 超過。多すぎること。正。

●「+」記号の由来 1…
ラテン語の「et」
(英語でいう「and」)を走り書きしたら「+」になった。

●「+」記号の由来 2…
満杯にしてある樽の水を使った後に、
なくなったところまでの水面のラインに
「-」という印をつけた。
その後に水を足して(補充して)再び満杯にした際に、
補充した印として、
「-」に「|」という印をつけて「+」にした。
これが「+」の始まり。

●「+」記号を最初に使用した人物…
1489年、ヨハネス・ウイッドマンが
ライプツィヒで発表した『商業用算術書』の中で使いだした。
当時、ウイッドマンは「+」を、「plus」ではなく「mer」と呼んでいた。
著書の中で、
「「+」は「多すぎる」を意味する」
「1 + 4/5 を 9/5 と書く」と記しているので、
当時から、超過記号、加法記号の二つの意味で使っていたことがうかがえる。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●ヨハネス・ウイッドマンについて…
英語表記:Johannes Widmann
生没年:1460~1498
出生地:エゲル(神聖ローマ帝国)
死没地:ライプツィヒ
国籍:ドイツ
出身大学:ライプツィヒ大学
異名:計算の名人

 
≪参考文献等≫
・岡部恒治(著) (2012)『身近な数学の記号たち』オーム社

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

観音経(かんのんきょう)19

●原文(正字体)
聞其稱觀世音菩薩名者
【●ゲンブン(セイジタイ)
モン ゴ ショウ カン ゼ オン ボ サツ ミョウ シャ】

●原文(現代字体)
聞其称観世音菩薩名者

●書き下し文
其の觀世音菩薩の名を稱ふるを聞かば
【●かきくだしブン
その カンゼオンボサツの なを となふるを きかば】
(「となふる」:ハ行下二段活用の動詞「となふ」の連体形。
「となふ」の活用例:「となへず/となへたり/となふ/となふるとき/となふれども/となへよ」
「(下一)るるれよ、(下二)るれよ、いいううう」より、下二段活用。
ハ行下二段活用:「へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ」
「を」:格助詞「を」。動作の対象を示す。直前語は連体形(体言)。)

●直訳
其(そ)の人が觀世音菩薩の名を稱(とな)えるのを聞けば、

●意訳
夜叉羅剎(ヤシャラセツ)に襲われた者が觀世音菩薩の名を稱(とな)えるのを夜叉羅剎が聞けば、

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
心理学

痛みについて

痛みは比べるのも価値があり、
比べないのも価値がある。

カテゴリー
神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ)63

~現代字体~

●原文
以弘国
【●ゲンブン
イ コウ コク】

●書き下し文
以て国を弘めたまひき
【●かきくだしブン
もって くに を ひろめ たまひ き】
(「以」:接続の意.「そして」.
「たまひ」:尊敬の補助動詞「たまふ」の連用形.
「き」:過去の助動詞「き」の終止形.)

●直訳
そして、国をお弘(ひろ)めになられた。

●意訳
そして、(天武天皇は、)美しい国柄(くにがら)をお広めになられた。

 
~正字体~

●原文
以弘國
【●ゲンブン】
イ コウ コク

●書き下し文
以て國を弘めたまひき
【●かきくだしブン
もって くに を ひろめ たまひ き】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●以(部首)・・・
「人」(ひと)

●以(読み)・・・

もち(いる)
もっ(て)

●以(意味)・・・
① 以(もち)いる。使用する。
② ~で。~を使って。(手段・方法)
③そして。(接続)

●以(漢字の成り立ち)・・・
「鋤(すき)(農具)」の形

(意味:)「鋤を用いて耕す」

(意味:)「用いる」

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●弘(部首)・・・
「弓」(ゆみへん)

●弘(読み)・・・
コウ
ひろ(い)
ひろ(める)

●弘(意味)・・・
弘(ひろ)い。
弘(ひろ)める。

 
●弘(漢字の成り立ち)・・・

「弓」:「ゆみ」の形。
字源的には、「ム」:「小さく取り囲む」形。→(意味:)「私有する」「わたくし」。

ここでは、「宏(コウ)」と同じ音→「宏(コウ)」と同じ意味を持つようになった。→(意味:)「ひろい」。

または、「弓を強く弾(はじ)いた時の音の広がり」→(意味:)「ひろい」「ひろめる」

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●「國」(部首)・・・
「口」(くにがまえ)

●「國」(読み)・・・
コク
くに

●「國」(意味)・・・
国。
領地。
特定の地域。

●「國」(漢字の成り立ち)・・・
「囗」:「村」の形。
「一」:「境界線」の形。
「戈」:「矛(ほこ)」の形。
(「口」(くにがまえ)は後世になって追加された。)

「武装した村」

(意味:)「国」

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』

(アクセス日:2017/9/20)
・古事記をそのまま読む

(アクセス日:2017/9/20)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第137回)

(アクセス日:2017/9/20)
・語源事典
https://okjiten.jp/index.html
(アクセス日:2017/9/20)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
言の葉【ことのは】

「序」(漢字の成り立ち)

●「序」(部首)・・・
广(まだれ)

●「序」(読み)・・・
ジョ
つい(で)
はしがき
まなびや

●「序」(意味)
① 序(つい)で。順序。順番。
② 序(はしがき)。書物の最初に書く短い文章。
③ いとぐち。物事の始め。
④ 序(まなびや)。古代中国の学校。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●「序」(漢字の成り立ち) 1・・・

「广」:「屋根」の形

(意味)「建物」

「予」:「機(はた)織りの横糸を自由にはしらせる為の道具」の形

(意味)「伸びやか」

「广」+「予」

(意味)「(家の東西に伸びた)垣根(かきね)」

 
●「序」(漢字の成り立ち) 2・・・

「广」:「屋根」の形

(意味)「建物」

「予」:「機織りの横糸を自由にはしらせる為の道具」の形

手織機で縦糸を張りその間に横糸を通す作業で出来た布地に
「(家を囲う)垣根(かきね)」が似ていることから、
「广」+「予」

(意味)「垣根(かきね)」

 
●「序」(漢字の成り立ち) 3・・・
「广」:「屋根」の形

(意味)「建物」

「予」:「機織りの横糸を自由にはしらせる為の道具」の形

「予」の形に似た道具を使って、順番通りに、端(最初)から、
縦糸に横糸を通すことで織物(おりもの)が出来上がることから、
(意味 ①)「順番」「順序」「(「順番」の意味のほうの)序(つい)で」
(意味 ②)「端」→「最初」→「序(はしがき) (書物の最初に書く短い文章)」
(意味 ③)「端」→「最初」→「緒(いとぐち)」「物事の始め」
(意味 ④)「織物を学ぶ家」→「序(まなびや) (古代中国の学校)」

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社
・語源辞典
https://okjiten.jp/kanji876.html
(アクセス日:2017/9/12)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(ムリョウギキョウ)とは 2

●構成
三つの品

●登場人物
釈尊と大荘厳菩薩

●内容 1
釈尊と大荘厳菩薩との問答で話が進む。

●内容 2
読む人一人一人に併(あわ)せて、最も適切な行法(ギョウホウ)を教わることができる御経(おキョウ)。
限り無い行法を有する御経、
量(はか)りしれ無い義(行法)を有するお経ということで、
無量義経と呼ばれる。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社

 
≪関連記事≫
無量義経とは 1

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
言の葉【ことのは】

體言とは (国語文法)

●體言とは・・・
人,物,事を表す單語
(換言すれば…)(人の體のやうに)纏(まと)まりたる何かを表す單語。
(「たる」:存続の助動詞「たり」の連體形.)

●「體」「言」(漢字の意味)・・・
「體」:(元々の意)「からだ」→(付け加へられたる意)「かたち」→(付け加へられたる意)「ありさま」
「言」:(元々の意)「言葉」→(付け加へられたる意)「單語」

●體言の種類・・・
名詞
代名詞

●体言の特徴 1・・・
体言の直後に「が」「は」が付く文節は、主語である。
(換言すると…)単語の直後に「が」「は」が付く文節で、主語にできるのは、体言だけである。

●体言の特徴 2
活用しない。
(換言すると…)語尾変化しない。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●名詞とは・・・
物の名前を表す単語。

●名詞の種類・・・
①普通名詞
②固有名詞
③数詞
④形式名詞

●①普通名詞・・・
同じ種類の物を一括(ひとくく)りにして呼ぶ名詞。
(例) 海,人間,寺,本

●「普通名詞」と呼ばれる理由・・・
同じ種類の物の集まりの中で,普(あまね)く通(ツウ)じる名詞であるから、普通名詞と呼ばれる。
(「普(あまね)く」=「広く行き渡っている」
「通(ツウ)じる」=「行きわたる」))

 
●「普」(部首)・・・
日(ひ)

●「普」(読み)・・・

あまね(く)

●「普」(意味)・・・
あまねく。広く行き渡っている。

 
●「普」(「暜」が正字)の漢字の成り立ち・・・

「竝」:「並び立つ人」の形.

(意味)「並び立つ」

(意味が広がって)「多くの物が並び立って広がる」

「日」:「太陽」の形.

(意味)「太陽」

「竝」+「日」:「並び立って広がっている多くの物に、太陽の光が照らされている」

(意味)「広く行き渡っている」

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●②固有名詞・・・
人名や地名を表す名詞。
(換言すると…)ある物を同類の他の物と区別するときの名詞。
(換言すると…)唯一の存在を表す名詞。
(例)日本海,田中さん,吉田松陰,法隆寺,古事記

(雑学・・・
固有名詞の上位概念が普通名詞。
普通名詞の上位概念が名詞。
名詞の上位概念が体言。
上位の概念ほど情報量が少ない。)

●③数詞・・・
数量や順序を表す名詞。
数量を表す名詞を基数詞、
順序を表す名詞を序数詞という。
数を表す語の直後の接尾語を助数詞という。
(基数詞の例) 「五本」「いくつ」(「本」が助数詞)
(序数詞の例)「三等」「何番目」(「等」「番目」が助数詞)

●④形式名詞・・・
形式的な名詞。
(換言すると…)本来の意味が薄れた名詞。
(換言すると…)形だけの名詞。
(例) 「もの」「こと」「とき」「ほう(方)」

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●代名詞とは・・・
人や物の名に代わって指し示す単語。

●代名詞の種類・・・
①人称代名詞
②指示代名詞

●①人称代名詞とは・・・
人をさす代名詞。
(例) 「私」「あなた」「彼」

●②指示代名詞とは・・・
物をさす代名詞。
(例) 「あれ」「これ」「ここ」

 
≪参考文献等≫
・原沢 伊都夫 (2012)『日本人のための日本語文法入門』講談社
・国語の先生が教える国語文法
国語文法.com/
(アクセス日:2017/9/10)
・国語の文法 > 文法の基礎
(アクセス日:2017/9/10)
・中学国語のツボ > 中学国文法講座 > 名詞
(アクセス日:2017/9/10)
・語源事典
(アクセス日:2017/9/10)

 
≪関連記事≫
修飾語とは (国語文法)
述語とは (国語文法)
主語とは (国語文法)
文節とは(国語文法)
「係り受け」とは (国語文法)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

観音経(かんのんきょう)18

{ 内容 }
無尽意菩薩の質問に対する仏陀の答え
(観音様の名を唱えることにより,七難の一つを逃れられる話)

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
~現代字体~

妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品 第二十五
【ミョウホウレンゲキョウ カンゼオンボサツ フモンボン ダイニジュウゴ】

●原文
欲来悩人
【●ゲンブン
ヨク ライ ノウ ニン】

●書き下し文
来たりて人を悩まさんと欲するに
【●かきくだしブン
きたり て ひと を なやま さ ん と ほっする に】

●訳
(夜叉や羅刹が) 人を苦しめ悩まそうとしても、
【●ヤク
(ヤシャ や ラセツが) ひと を くるしめ なやまそう と しても】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
~正字体(セイジタイ)~

妙法蓮華經 觀世音菩薩 普門品 第二十五
【ミョウホウレンゲキョウ カンゼオンボサツ フモンボン ダイニジュウゴ】

●原文
欲來惱人
【●ゲンブン
ヨク ライ ノウ ニン】

●書き下し文
來たりて人を惱まさんと欲するに
【●かきくだしブン
きたり て ひと を なやま さ ん と ほっする に】

●訳
(夜叉や羅刹が) 人を苦しめ惱まそうとしても、
【●ヤク
(ヤシャ や ラセツが) ひと を くるしめ なやまそう と しても】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社
・『もりの学校』

(アクセス日:2017/9/10)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ)62

{ ポイント }
天武天皇の国づくり

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●原文
敷英風
【●ゲンブン
フ エイ フウ】

●書き下し文 1
英風を敷き
【●かきくだしブン 1
エイフウ を しき】

●書き下し文 2
英しき風を敷き
【●かきくだしブン 2
うつくしき すがた を しき】
(「敷」:行き渡らせる.
「英」:美しい.
「風」:柄.気風.)

●訳
(天武天皇は、)美しい国柄を行き渡らせ、
【●ヤク
てんむてんのう は うつくしい くにがら を ゆきわたらせ】
(「国柄」:国の性質.)

●古事記傳(本居宣長)より
敷英-風
英風を敷きて
英風は英聖の風教なり。
【●ふることふみ つたへ(もとおり のりなが)より
フ エイ フウ
エイ フウ を しき て
エイ フウ は エイ セイ の フウキョウ なり】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●「敷」(部首)・・・
攵(ぼくづくり)

●「敷」(読み)・・・

し(く)

●「敷」(意味)・・・
敷(し)く。広げる。
敷(し)く。隅々(すみずみ)まで行き渡らせる。

 
●「敷」(漢字の成り立ち)・・・

・「旉」・・・
「草の芽」の形 +
「田畑」の形 +
「右手」の形

「稲の苗をしきならべる」の意味

・「攵」・・・
「卜」:「ボクッという音を表す擬声語」+
「又」:「右手」の形

「たたく」「軽くたたく」の意味

・「旉」+「攵」

「敷(し)く」「行(ゆ)き渡らせる」の意味。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●「英」(読み)・・・
エイ
はな
ひい(でる)

●「英」(意味)・・・
美しい。
英(ひい)でている。優(すぐ)れている。

 
●「英」(漢字の成り立ち)・・・

「艸」:「並び生えている草」の形.
「央」:「首かせを付けられた人」の形.

上記の漢字の成り立ちに関係なく,同音の「景(エイ)」と同じ意味の「高まる光」という意味を持つようになった。

(意味)「光り輝く花」

(意味)「美しい。」
(意味)「英(ひい)でている。優(すぐ)れている。」

 
●「風」(部首)・・・
風(かぜ)

●「風」(読み)・・・
フウ
かぜ
すがた

●「風」(意味)・・・
風。空気の流れ。
姿。様子。有様。
世の中の動き。

 
●「風」(漢字の成り立ち)・・・

「風を孕(はら)む帆(ホ)」の形 +
「風雲に乗る龍(たつ)」の形

①(意味)「風」→(転じて)→(意味)「空気の流れ」
②(意味)「姿」→(転じて)→(意味)「様子」「有様」
→(転じて)→(意味)「世の中の動き」

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』

(アクセス日:2017/9/10)
・古事記をそのまま読む

(アクセス日:2017/9/10)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第137回)

(アクセス日:2017/9/10)
・語源事典
https://okjiten.jp/index.html
(アクセス日:2017/9/10)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(ムリョウギキョウ)25

{ 内容 }
菩薩の人々に対する行為

{ ポイント }
・菩薩は,人々に少しずつ教えを学ばせて実践させる.
・易しい教えから入り,本格的な教えへと導く.

無量義經德行品第一 (正字体)
無量義経徳行品第一 (現代字体)
【ムリョウギキョウ トクギョウホン ダイイチ】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●原文
除世惱熱 (正字体)
除世悩熱 (現代字体)
【●ゲンブン
ジョ セ ノウ ネツ】

●書き下し文
世の惱熱を除き (正字体)
世の悩熱を除き (現代字体)
【●かきくだしブン
よ の ノウネツ を のぞき】

●意訳
世の人々の悩みを一つずつ取り除き、

 
●原文
致法清涼
【●ゲンブン
チ ホウ ショウ リョウ】

●書き下し文
法の清涼を致す
【●かきくだしブン
のり の ショウリョウ を いたす】

●訳
また菩薩は人々に教えを説き、心が清く涼しくなる喜びを味わわせる。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●解説・・・
・菩薩(ぼさつ)・・・
今、修行中の人。
悟りへ向けての修行中の人。

 
≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社
・『もりの学校』

(アクセス日:2017/9/8)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ