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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

仏の種類

[キーフレーズ]
如来・菩薩・明王・天

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●如来
・特徴・・・
悟りを開いた仏様。
・モデル・・・
お釈迦様が悟りを開いた姿。
・種類・・・
釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来、薬師如来など。

●菩薩
・特徴・・・
悟りを開くための修行中の(来世で如来となることが決められている)かた。
・モデル・・・
お釈迦様が修行をしている姿。
・種類・・・
観世音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、弥勒菩薩など。

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●明王
・特徴・・・
如来が姿を変えた姿で、悪人を力ずくで従わせるため、怖い顔をしている。
・モデル・・・
如来の化身した姿。
・種類・・・
不動明王、愛染明王、金剛夜叉明王など。

●天
・特徴・・・
仏教の守護が役目。
(如来、菩薩、明王は人間の救済が役目)
・モデル・・・
古代インドの神々。
・種類・・・
弁才天、大黒天、吉祥天など。

 
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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≪今日の言葉≫
「敵に秘密を知られたくないなら、味方にも漏(も)らすな」
ベンジャミン・フランクリン

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無量義経(むりょうぎきょう)11

[キーフレーズ]
お釈迦様《しゃかさま》を囲む

●原文
退一面坐
たいいちめんざ

●書き下し文
退《しりぞ》いて一面に坐《ざ》す

●訳
(人々は、)退いて、お釈迦様を囲んで座った。

●言葉の意味
・一面・・・
そのあたりいったい。
(例:一面の霧が立ちこめる)
・面(漢字の成り立ち)・・・
「目だけあらわれている仮面」の形を表したもの →(意味)→ 顔面

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
「他人に合わせようとすると、本当の自分の75%を失ってしまう」
ショーペンハウアー
(1788~1860)
(同時代の人:
二宮尊徳 1787年生まれ
第120代 仁孝《にんこう》天皇
1800~1846
在位 1817~1846)

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無量義経(むりょうぎきょう)10

[キーフレーズ]
供養《くよう》する

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●原文
焼香散華
しょうこうさんげ

●書き下し文
香《こう》を焼《や》き華《はな》を散《さん》じ、

●訳
香《こう》を焚《た》き、花を散《さん》じ、

 
●原文
種種供養已
しゅじゅくようい

●書き下し文
種々《しゅじゅ》の供養《くよう》 已《や》みて、

●訳
諸々《もろもろ》の供養《くよう》が終わり、

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
「本を丁寧《ていねい》に読むことで、自分を成長させていきなさい。本は著者が長い時間をかけて身に付けたことを、容易《たやす》く手に入れさせてくれるのだ」
ソクラテス
(紀元前471~紀元前399)
(同時代の人:
第5代 孝昭《こうしょう》天皇 紀元前506~紀元前393 
第5代 孝昭《こうしょう》天皇 在位:紀元前475~紀元前393
墨子《ぼくし》 紀元前480年生まれ)

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無量義経(むりょうぎきょう)9

[キーフレーズ]
お釈迦様《しゃかさま》のまわりを廻《めぐ》る

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●原文
遶百千匝
にょうひゃくせんそう

●書き下し文
遶《めぐ》ること百千《ひゃくせん》匝《そう》して、

●訳
お釈迦様《しゃかさま》のまわりを何度も廻《めぐ》りながら、

●言葉の意味
・遶(読み)・・・
ニョウ。めぐ(る)。
・遶(意味)・・・
めぐる。
・匝(読み)・・・
ソウ。めぐ(る)。
・匝(意味)・・・
めぐる。周りをひとまわりする。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
「敵國《てきこく》外患《がいかん》無《な》き者《もの》は國《くに》恒《つね》に亡《ほろ》ぶ」 
(敵国もなく外国に攻められる心配もない国は、国全体に緊張感がなくなり、必ず滅亡する)
孟子《もうし》
(紀元前372~紀元前289)
(同時代の人:
6代 孝安天皇 紀元前427~紀元前291 
6代 孝安天皇 在位 紀元前392~紀元前291)

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無量義経(むりょうぎきょう)8

[キーフレーズ]
礼《れい》を尽《つ》くす

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●原文
來詣佛所
らいけいぶっしょ

●別の原文
来詣仏所
らいけいぶっしょ

●書き下し文
仏《ほとけ》の所に来詣《らいけい》して

●別の書き下し文
仏所《ぶっしょ》に来詣《らいけい》して

●訳
(人々は、)お釈迦様《しゃかさま》のところに至《いた》り、

●別の訳
(人々は、)次々とお釈迦様《しゃかさま》のもとへと進み、

●言葉の意味
・詣(読み)・・・
ケイ。まい(る)。いた(る)。
・詣(意味)・・・
いたる。ゆく。

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●原文
頭面禮足
ずめんらいそく

●別の原文
頭面礼足
ずめんらいそく

●書き下し文
頭面《ずめん》に足《あし》を礼《らい》し

●訳
(人々は、)額《ひたい》をお釈迦様《しゃかさま》の足につけて礼《れい》を尽《つ》くし、

 
≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
≪今日の言葉≫
「神は人間を創った。人間の本質を天使の本質と獣類《じゅうるい》の本質との中間に位置するように、人間を創った」
アウグスティヌス 『神の国』
(354~430)
(同時代の人:
17代 履中《りちゅう》天皇 336年生まれ
陶淵明《とうえんめい》 365年生まれ)

 
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無量義経(むりょうぎきょう)7

[キーフレーズ]
お釈迦様《しゃかさま》を礼拝《らいはい》する

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●原文
各与眷属。百千万数。而自圍遶
かくよけんぞく。ひゃくせんまんじゅ。にじいにょう。

●書き下《くだ》し文
各《おのおの》、眷属百千万数《けんぞくひゃくせんまんじゅ》を與《くみ》して、自《みずか》ら囲繞《いにょう》し、

●訳
各々《おのおの》が、多くの従者《じゅうしゃ》を引き連れていて、皆《みな》、お釈迦様《しゃかさま》の周りを歩き礼拝《らいはい》し、

●言葉の意味
・各《おのおの》・・・
大転輪王《だいてんりんおう》、小転輪王《しょうてんりんおう》、金輪《こんりん》、銀輪《ごんりん》、
諸輪《しょりん》の王、国王、王子、国臣《こくじん》、国民、国士《こくじ》、国女《こくじょ》、国大長者《こくだいちょうじゃ》などの、
世俗《せぞく》世界の王や俗世間《ぞくせけん》の人々。
・眷属《けんぞく》・・・
従者《じゅうしゃ》。臣下《しんか》。
・與《くみ》する・・・
~と一緒に行動する。~を引き連れる。
・囲繞《いにょう》・・・
聖なる者の周囲を回って礼拝《らいはい》すること。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
「 ああここにおれの進むべき道があった!ようやく掘り当てた!こういう感動詞《かんどうし》を心の底から叫び出される時、あなたがたは始めて心を安《やす》んずる事ができるのでしょう」
夏目漱石
(1867~1916)
(同時代の人:
幸田露伴《こうだろはん》 1867年生まれ、
南方熊楠《みなかたくまぐす》 1867年生まれ)

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無量義経(むりょうぎきょう)6

[キーフレーズ]
俗世間《ぞくせけん》の人々

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●原文
国王。王子。国臣。国民。国士。国女。国大長者。
こくおう。おうじ。こくじん。こくみん。こくじ。こくじょ。こくだいちょうじゃ。

●訳
(お釈迦様《しゃかさま》と共ににいたのは、)国王、王子、優秀な家来《けらい》、優れた人々、大長者たち、

●解説
「国王、王子、国臣、国民、国士、国女、国大長者」は、俗世間《ぞくせけん》の人々。
一般人もお釈迦様《しゃかさま》のもとに集まっていることを述べている。

 
≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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≪今日の言葉≫
「衆生《しゅじょう》仏《ほとけ》を唱ふれば、仏《ほとけ》これを聞きたまふ」 
(人が仏様と唱えれば、仏様はそれを聞いてくれている)
法然上人《ほうねんしょうにん》
(1133年~1212年)

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無量義経(むりょうぎきょう)5

[キーフレーズ]
世俗世界《せぞくせかい》の王

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●原文
大転輪王。小転輪王。金輪。銀輪。諸輪之王。
だいてんりんおう。しょうてんりんおう。こんりん。ごんりん。しょりんしおう。

●書き下し文
大転輪王《だいてんりんおう》、小転輪王《しょうてんりんおう》、金輪《こんりん》、銀輪《ごんりん》、
諸輪《しょりん》の王、

●訳
(お釈迦様《しゃかさま》と共にいたのは、)大転輪王、小転輪王、金輪王、銀輪王など、世俗世界を統治《とうち》する王たち、

●言葉の意味
・大転輪王《だいてんりんおう》・・・
統治の輪を転がす王の意。
世界は、一つの国になり、一人の国王(大転輪王)が支配するのが理想とされた。
大転輪王は、武器を用いず正義だけで世界を統治する。
大転輪王が世に現れる時、天の車輪が出現し、王はその先導のもとに武力を用いずに全世界を平定する。
大転輪王の指揮のもとに、小転輪王、金輪王、銀輪王、銅輪王、鉄輪王などが各地を統治する。
世俗世界の王が大転輪王。真理世界の王がお釈迦様。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「一大事と申すは、今日ただ今の心なり」
正受老人《しょうじゅろうじん》
(1642年~1721年)

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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(むりょうぎきょう)4

[キーフレーズ]
多くの仏教信徒《しんと》

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●原文
諸比丘。比丘尼。及優婆塞。優婆夷倶。
しょびく。びくに。きゅううばそく。うばいく。

●書き下し文
諸《もろもろ》の比丘《びく》・比丘尼《びくに》、及《およ》び優婆塞《うばそく》・優婆夷《うばい》も倶《とも》なりき。

●訳
多くの出家した仏教信徒、出家していない仏教信徒が共にいた。

●言葉の意味
・比丘(びく)・・・
出家した男性の仏教信徒。
・比丘尼(びくに)・・・
出家した女性の仏教信徒。
・優婆塞(うばそく)・・・
出家していない男性の仏教信徒。
・優婆夷(うばい)・・・
出家していない女性の仏教信徒。

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●もっと詳しく
・四衆(ししゅう)・・・
比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷のこと。

 
≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「道心《どうしん》の中に衣食あり 衣食の中に道心《どうしん》なし」
(道を求める心があれば、衣食住は自然とついてくる。
衣食住だけを求めていたら、道を求める心は起きない。)
最澄
(767年~822年)

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無量義経(むりょうぎきょう)3

[キーフレーズ]
あらゆる世界の生類《しょうるい》が参集《さんしゅう》

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●原文
天。龍。夜叉。
てん。りゅう。やしゃ。

●訳
(お釈迦様《しゃかさま》と共にいたのは、)天上界の神々、龍神《りゅうじん》、鬼神《きしん》、

●言葉の意味
・天(てん)・・・
仏教の世界を守る神。天上界の神々。
・夜叉(やしゃ)・・・
古代インドの神話に登場する鬼神。

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●原文
乾闥婆。阿修羅。迦楼羅。緊那羅。摩侯羅伽。
けんだつば。あしゅら。かるら。きんなら。まごらが。

●訳
(お釈迦様《しゃかさま》と共に、)乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩羅伽がいた。

●言葉の意味
・乾闥婆 (けんだつば)・・・
音楽を奏《かな》でる半神半獣《はんしんはんじゅう》。後に、仏教を守護する神となる。
・阿修羅 (あしゅら)・・・
戦いの神。後に、仏教を守護する神となる。
・迦楼羅 (かるら)・・・
鳥頭人身《ちょうとうじんしん》。後に、仏教を守護する神となる。
・緊那羅 (きんなら)・・・
馬頭人身《ばとうじんしん》。後に、仏教を守護する神となる。
・摩侯羅伽 (まごらが)・・・
蛇頭人身《だとうじんしん》。後に、仏教を守護する神となる。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「近くして見難《がた》きは我が心、細《さい》にして空《くう》に遍《へん》ずるは我が仏なり」
(近すぎて見えないものは、あなた自身の心。微細《びさい》で、どこにでも存在しているのは、あなた自身の仏である。)
弘法大師《こうぼうだいし》
(774年~835年)