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文花【あやはな】(文学)

源氏物語 若菜(わかな)19

{ キーフレーズ }
引っ越しの準備

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●原文

移ろはせたまはむほどの
【うつろは せ たまは む ほど の】

 
●原文に漢字を付加

移ろはせ給はむほどの
【うつろは せ たまは む ほど の】

 
●訳
お移りあそばす時の

 
●意訳
お移りあそばすための

 
●解説

・「移ろは(うつろは)」・・・
自動詞。
意(こころ):引っ越す
「うつろふ」の未然形。
ハ行四段活用。

・「せ」・・・
助動詞。
敬いの意(こころ)。
「す」の連用形。
下二段型活用。

・「たまは」・・・
補助動詞。
敬いの意(こころ)。
「たまふ」の未然形。
ハ行四段活用。

・「む」・・・
助動詞。
推量(予定)の意(こころ)。
「む」の連体形。

・「ほど」・・・
頃。時。

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≪参考文献≫
・山岸徳平(校注)(2010)『源氏物語』岩波書店
・吉野信子 (2015)『カタカムナ 言霊の超法則』徳間書店
・やまとことばのみちのく

(アクセス日:2017/7/31)

 
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