カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

釈尊と言語

{ ポイント }
日常会話で使う言葉

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●釈尊が弟子に命じたこと・・・

釈尊は弟子に対し、
日常で使っている言葉(口語)で
教えを語っていて、
弟子にもそうするように命じた。

「文語では、
自分の思いが
そのまま伝わらない」

「文語にしたら、
解釈を間違うおそれがある」

「いつの時代でも
口語で説いて、
文字にしなさい」

「内容を、
できるだけ易しく、
日常会話で語りなさい」

と釈尊はおっしゃった。

 
●釈尊の生きていた時代・・・

パーリ語が口語。
サンスクリット語は文語。
漢語は外国語。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・『釈迦の悟った内容 – 苫米地英人』(YouTube動画)

 
≪関連記事≫
釈尊の考え 1
釈尊の考え 2
釈尊の考え 3
釈尊の生きていた時代背景
究極のゴール

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

釈尊の考え 3

{ キーフレーズ }
この世とあの世

 
●釈尊の語った内容・・・

99%以上は、
「この世をどう生きるべきか」
という話。

死後の世界は、
ほとんど語らなかった。

 
≪関連記事≫
釈尊の考え 1
釈尊の考え 2
釈尊の生きていた時代背景
五時(ごじ)とは
究極のゴール

 
≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・末木文美士 (1996)『日本仏教史』小学館

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

釈尊の生きていた時代背景

{ キーフレーズ }
厳しい身分制度

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●当時のインド・・・

生まれた時から身分は決められており、
上の身分に勝手になろうとすれば、
重罰が科されるような時代だった。

 
●当時の教団・・・

出家をする時は、財産を家に全て置いていき、
お金を持たずに出家をするのが習(なら)わしだった。

 
●当時の袈裟(けさ)・・・

幾(いく)つかの死体から袈裟を剝(は)ぎ取り、
継(つ)ぎ接(は)ぎをして着ていた。
そのため、袈裟は、便や血で汚れていた。
現在、袈裟の色が黄色なのは、それを由来(ゆらい)としている。

 
●出家者の衣食住・・・

・衣・・・
三枚の袈裟(けさ)のみ。

・食・・・
托鉢(たくはつ)をし、一日一食。

・住・・・
ベッドはダメで、地面に寝るのが習(なら)わしだった。

・その他・・・
歯の掃除用に爪楊枝(つまようじ)を持っていた。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●精舎(しょうじゃ)・・・

金持ちが出家者のために寄付した家。
出家者は普段、野宿だったが、
雨が降っている時だけ、精舎で寝泊まりをした。

 
●女性の出家・・・

認めていなかった。
理由は、雨の日以外は野宿だったため、
暴漢に襲われる危険があったから。

後に、精舎(しょうじゃ)に常住し、
安全が確保されるようになって、
はじめて女性の出家が認めらるようになった。

 
●バラモン教徒・・・
当時、最も力を持っていたバラモン教徒は、
身分制度に厳しかったため、
身分を超えた出家を許していた釈尊の集団に嫌がらせをしていた。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪関連記事≫
釈尊の考え 1
釈尊の考え 2
五時(ごじ)とは
究極のゴール

 
≪参考文献等≫
・中村元,田村芳朗,末木文美士,福永光司,今野達(編集)(2002)『仏教辞典』岩波書店
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・苫米地英人氏の釈迦に関する話

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

釈尊の考え 2

{ ポイント }
苦しみは無くならない

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
●三つの考え・・・

① 因果(いんが)の法則

② 全てのものには構成要素がある

③ 苦しみはどれだけ取り除いても無くならない

 
●「因果の法則」とは・・・

全てのものには、原因と結果がある。

 
●「苦しみはどれだけ取り除いても無くならない」とは・・・

「苦しみ」にも原因があり、
見つけ出して取り除くことができる。
しかし、原因を一つ一つ、どれだけ取り除いても、
「苦しみ」が無くなることはない。

 
●つまり・・・

「苦しみ」が無くなることはないのに、
「苦しみ」を完全に無くしたいと思うから苦しくなる。
どこで何をしていても、
「苦しみ」は有るものだと覚(さと)りながら生きるのが、
一番苦しくなく生きられる。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪関連記事≫
釈尊の考え 1
釈尊の生きていた時代背景
五時(ごじ)とは
究極のゴール

 
≪参考文献等≫
・中村元,田村芳朗,末木文美士,福永光司,今野達(編集)(2002)『仏教辞典』岩波書店
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・斎藤一人氏の釈迦に関する話

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ

カテゴリー
佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

釈尊の考え 1

{ キーワード }
縁起(えんぎ)

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
(一部、ふりがな)

●3種類の「仏教」・・・

①「釈迦(しゃか)仏教」
釈尊(しゃくそん)自身が悟(さと)ったこと。

②「弟子仏教」
釈尊の弟子が、釈尊の考えを纏(まと)めたもの。
例:法華経(ほけきょう)法華三部経(ほっけさんぶきょう)

③「日本仏教」・・・
日本人がアレンジした仏教。

 
●釈尊(しゃくそん)の生涯・・・

自分の苦しみに対する解決策を模索(もさく)し、最終的に覚(さと)った。

 
●覚(さと)りの内容を一言でいうと・・・

縁起(えんぎ)。

 
●縁起とは・・・

自分というものは無い。
自分は空虚(くうきょ)、
中身がない、
空(から)っぽ、
何も無い。

自分の欲求というものは、外の環境に左右されて、湧いてくるもの。
自分の意思で行動しているように見えるだけ。
自分、自分の欲求、自分の意思というものは存在しない。

 
●つまり・・・

人間の苦しみというのは、
もともと自分というものが無いのに、
有るように思い込んでいることが原因。

 
●そう覚(さと)った後、どう生きるか・・・

他人のために生きる。

 
●「他人のために生きる」とは・・・

自分というものは空(くう)、すなわち何も無い。
自分の中から出る欲求は、外部環境に左右される、実体のない幻(まぼろし)。
自分というものは、他人との関係によってのみ成り立っている。
だから、他人のために生きる。

 
●しかしながら・・・

人間は、完全なる覚りの境地では生きていかれない。
だから、理想(覚りの境地)と現実を行ったり来たりしながら生きるしかない。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
(小学五年以上の漢字にふりがな)

●3種類の「仏教(ぶっきょう)」・・・

① 釈尊(しゃくそん)自身が覚(さと)ったこと・・・
「釈尊(しゃくそん)の仏教(ぶっきょう)」

② 釈尊(しゃくそん)の弟子(でし)が、釈尊(しゃくそん)の考えを纏(まと)めたもの・・・
「弟子(でし)がまとめた仏教(ぶっきょう)」
例:法華経(ほけきょう)法華三部経(ほっけさんぶきょう)

③ 日本における仏教・・・
「日本人がアレンジした仏教」

 
●釈尊(しゃくそん)の生涯・・・

自分の苦しみに対する解決策(かいけつさく)を模索(もさく)し、最終的に覚(さと)った。

 
●覚(さと)りの内容を一言でいうと・・・

縁起(えんぎ)。

 
●縁起(えんぎ)とは・・・

自分というものは無い。
自分は空虚(くうきょ)、
中身(なかみ)がない、
空(から)っぽ、
何も無い。

自分の欲求というものは、外の環境に左右されて、湧いてくるもの。
自分の意思で行動しているように見えるだけ。
自分、自分の欲求、自分の意思というものは存在しない。

 
●つまり・・・

人間の苦しみというのは、
もともと自分というものが無いのに、
有るように思い込んでいることが原因。

 
●そう覚(さと)った後、どう生きるか・・・

他人のために生きる。

 
●「他人のために生きる」とは・・・

自分というものは空(くう)、すなわち何も無い。
自分の中から出る欲求は、外部環境に左右される、実体のない幻(まぼろし)。
自分というものは、他人との関係によってのみ成り立っている。
だから、他人のために生きる。

 
●しかしながら・・・

人間は、完全なる覚(さと)りの境地(きょうち)では生きていかれない。
だから、理想(覚りの境地)と現実を行ったり来たりしながら生きるしかない。

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

≪関連記事≫
釈尊の考え 2
釈尊の生きていた時代背景
五時(ごじ)とは
究極のゴール

 
≪参考文献等≫
・三木随法 (2002)『真訓対照 法華三部経』東方出版
・武田邦彦(2013)『武田教授の眠れない講義』小学館
・武田邦彦氏の仏教に関する話

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ