釈尊は、
輪廻転生、魂、死後の世界を、
「有るとも言えない、無いとも言えない」
「語らない」
という立場をとっている。
≪関連記事≫
・釈尊の考え 1
・釈尊の考え 2
・釈尊の考え 3
・釈尊の生きていた時代背景
・究極のゴール
≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・末木文美士 (1996)『日本仏教史』小学館
釈尊は、
輪廻転生、魂、死後の世界を、
「有るとも言えない、無いとも言えない」
「語らない」
という立場をとっている。
≪関連記事≫
・釈尊の考え 1
・釈尊の考え 2
・釈尊の考え 3
・釈尊の生きていた時代背景
・究極のゴール
≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・末木文美士 (1996)『日本仏教史』小学館
{ キーフレーズ }
この世とあの世
●釈尊の語った内容・・・
99%以上は、
「この世をどう生きるべきか」
という話。
死後の世界は、
ほとんど語らなかった。
≪関連記事≫
・釈尊の考え 1
・釈尊の考え 2
・釈尊の生きていた時代背景
・五時(ごじ)とは
・究極のゴール
≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・末木文美士 (1996)『日本仏教史』小学館
数学(論理学)、哲学上の神について
{ キーワード }
完全
●神の定義・・・
全知全能。
無矛盾。
数学上の、「完全」。
完全情報(宇宙の全ての情報が入っているということ)。
●数学上の神に関する証明・・・
ゲーデルの不完全性定理を、
チャイティンが数学全般で証明した。
つまり、
矛盾なく全ての真理を決定することが
不可能であることを証明した。
言い換えれば、
「(上記の定義での)神は
數學(論理学)上では
存在しない」ことになる。
≪参考文献等≫
・小室直樹 (2000)『日本人のための宗教原論』徳間書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・内田樹 (2002)『寝ながら学べる構造主義』文藝春秋
{ キーフレーズ }
二つの乗り物
●二乗(にじょう)とは・・・
声聞乗 (しょうもんじょう)
と
縁覚乗 (えんがくじょう)。
●声聞(しょうもん)とは・・・
釈尊から直接教わり、
悟った者。
他人に説こうとしない。
●縁覚(えんがく)とは・・・
釈尊から直接教わらずに、
独りで悟った者。
他人に説こうとしない。
≪参考文献等≫
・中村元,田村芳朗,末木文美士,福永光司,今野達(編集)(2002)『仏教辞典』岩波書店
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
{ キーワード }
全体
●ゲシュタルトとは・・・
部分の総和として捉(とら)えられない
全体的構造。
全体を、
部分の集まりではなく、
一(ひと)まとまりとして捉(とら)えた、
姿(すがた)形(かたち)。
全体を細かな要素に分けて考えず、
全体を一つのものとして考えたときの、
その全体の姿(すがた)形(かたち)。
●「ゲシュタルトをとらえる」とは・・・
意味の持たないバラバラだったものが、
一つの統合体として
認識される瞬間を、
「ゲシュタルトをとらえた」という。
例:
だまし絵で、
見えなかった老婆が
急に見えた時、
「ゲシュタルトをとらえた」という。
●ゲシュタルトをとらえる意義
全体の意味が分からなければ、
部分の意味も分からない。
≪参考文献等≫
・小室直樹 (2000)『日本人のための宗教原論』徳間書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
{ キーワード }
御経(おきょう)
●五時(ごじ)・・・
天台智顗(てんだいちぎ)が、
釈尊(しゃくそん)の生涯を、
経(きょう)が説かれた時代ごとに分類したもの。
●第一時(ダイイチジ)・・・
年数:21日間
経:華厳経(けごんきょう)
場所:ブッダガヤ(の菩提樹の下)
●第二時(ダイニジ)・・・
年数:12年間
経:阿含経(アゴンキョウ)
場所:ヴァーラーナスィー國のサールナート(別名:鹿野苑(ロクヤオン))
サールナートは初転法輪(ショテンポウリン)の地と呼ばれてゐる。
( 初転法輪 = 初めて法輪を転ず = 初めて説法す)
最初の教へを受けたもの:鹿(別説では五人の比丘(ビク)。比丘達は、最初は釈尊が修行を脱落したと思ひ、蔑んだが、見た目の神々しさに圧倒されて、卽座に弟子になつた。)
●第三時(ダイサンジ)・・・
年数:8年間
経:様々な経
●第四時(ダイヨジ)・・・
年数:22年間
経:般若経(はんにゃきょう)
●第五時(ダイゴジ)・・・
年数:8年間
経:法華三部経(ほっけさんぶきょう)
涅槃経(ねはんきょう)
≪関連記事≫
・釈尊の考え 1
・釈尊の考え 2
・釈尊の生きていた時代背景
・究極のゴール
≪参考文献等≫
・中村元,田村芳朗,末木文美士,福永光司,今野達(編集)(2002)『仏教辞典』岩波書店
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・『さいこうの法華経講座 はじめに、時空を超えて!』(YouTube動画)