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言の葉【ことのは】

「ミクロ」(大和言(やまとこと) )

●ミクロ(大和言)‥‥
極めて小さき物
【●ミクロ(やまとこと)‥‥
きはめて ちひさき もの】

●ミクロの世界(大和言)‥‥
極めて小さき界
【ミクロのセカイ(やまとこと)‥‥
きはめて ちひさき さかひ】

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言の葉【ことのは】

「機械」(大和言(やまとこと) )

●「機械」の大和言【「キカイ」のやまとこと】‥‥
繰機【くりから】

●「繰機」を說く【「くりから」をとく】‥‥
人が繰る機。【ひとが くる から】
人が操る機。【ひとが あやつる もの】
人間が操る道具。【ニンゲンが あやつる ドウグ】

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≪參考文獻等≫
・甲斐睦朗 (2010)『小学新国語辞典』光村教育図書
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社
・やまとことばのみちのく

(アクセス日:2017/12/16)

 
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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

法華經に付きて

●法華經に付きて‥‥
法華經はただ命の實の相をのみ說きたるものなり。
直に暮らしの役には立たず。 
【のりはなのかたりに つきて‥‥
のりはなのかたりは ただ いのちの まことの すがたを のみ ときたるものなり。
ただちに くらしの やくには たたず。】

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●つ・く
[漢字] 付く
【[からかた] つく】
[單つ語の種] 自ら動く詞
【[ひつことの くさ] みづから うごく ことば】
[活用の型] カ行四段活用
[活用]{か/き/く/く/け/け}
[意(こころ)]〔「につき」「につきて」の形を以て〕~に關して。
[用ゐたる文]「其れに付きて、序に証あり」
【[もちゐたる あや]「それに つきて、はしがきに あかし あり」】
(『諸國ばなし 浮世』(西鶴)の文を改む)
【『もろもろの くに ばなし うきよ』(にしの つる)の あやを あらたむ 】
[譯(と)き] それについて、序(はしがき)に証(あかし)あり。

 
≪参考文献等≫
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社
・語源辞典
https://okjiten.jp/
(アクセス日:2017/12/5)
・古語辞典
https://kobun.weblio.jp/
(アクセス日:2017/12/5)

 
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言の葉【ことのは】

「二」( 漢字(からかた) )

●「二」(部けたる首(わけたる かしら))‥‥
二(に)

●「二」(讀み)‥‥
ニ,ジ
ふた,ふた(つ)

●「二」(創りし讀み)‥‥

つぎ
ふたた(び)
うたが(ふ)
こと(なり),たが(ふ)
そむ(く)
なら(ぶ)

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●「二」(漢字(からかた)の成り立ち) 1‥‥
「二」:「二つの線(すぢ)が並ぶ」指事漢字。

(意) 二(ふ,ニ)(數の名)
(意) 二つ(ふつ,ふたつ)(物の數)

(意が廣がり、)順番の意が加はり、

(意) 二つ目(ふつめ,ふたつめ)。
(意) 一つ目(ひつめ,ひとつめ)の次。二(つぎ)。次。
(意) 二(ふたた)び。再び。再度。

(意が廣がり、)二つ目が一つ目と違(こと)なる樣より、

(意) 二(うたが)ふ。疑ふ。
(意) 二(こと)なり。別(こと)なり。二(たが)ふ。違(たが)ふ。二心(ふこころ,ふたごころ)。
(意) 二(そむ)く。背(そむ)く。叛(そむ)く。

●「二」(漢字(からかた)の成り立ち) 2‥‥
「二」:「二つの線(すぢ)が並ぶ」指事漢字。

(意) 二(なら)ぶ。二つの物が並ぶ。

(意が廣がり、)

(意) 二つの物が、等しき隔たりを以て並ぶ。

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≪参考文献等≫
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社
・語源辞典
https://okjiten.jp/kanji876.html
(アクセス日:2017/12/4)

 
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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎) 孫子韓非子君主論戰爭論ショーペンハウアーセネカ兵法 身體學 魔法學

空(くう)とは 3

●空とは‥‥
迷ひの晴れたるを言ふ。(宮本武蔵『五輪書』の文を改む)
【●からとは‥‥
まよひの はれたるを いふ。(みやもとむさし『いわふみ』の あやを あらたむ)】

 
≪參考文獻等≫
鎌田茂雄(著),‎ 宮本武蔵(原著) (1986)『五輪書』講談社

 
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言の葉【ことのは】

撫でまわす(言葉の意(こころ) )

●「撫でまわす」(意)‥‥
やたらと撫でる(撫づ)。
手の平を以(も)てやたらと彼方此方(あちこと)を触りまくる。
「撫でる」を強めたる言ひ方。
愛撫する。
撫でさする。
愛(いと)ほしさに滿ちたる遣り方を以(も)て触れる。

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≪参考文献等≫
・甲斐睦朗 (2010)『小学新国語辞典』光村教育図書

 
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言の葉【ことのは】

「philosophy」の語源

●「philosophy」の語源‥‥
ギリシャ語の「philosophia」。

●「sophia(ソフィア)」‥‥
眞の事を知ること。
智。
智慧。

●「sophia(ソフィア)」‥‥
「philein(フィレイン)の名詞化。

●「philein(フィレイン)」‥‥
愛(いと)ほしむ。
愛する。
恋(こ)ふ。
慈(うつく)しむ。
愛(うつく)しむ。
可愛(かわい)がる。
愛(を)しむ。
このむ。
愛(め)づ。
おもふ。
愛(め)つ。 (『ほつまつたゑ』より)
大切にする。
めでる。
味わい楽しむ。

(似たる思ひの言葉)
撫でる。
撫で回す。

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●うつくしむ 【慈しむ・愛しむ】‥‥
[品詞] 他動詞
[活用型] マ行四段活用
[活用]{ま/み/む/む/め/め}
[意] かわいがる。大切にする。愛する。
●「うつくしむ」の例への文(たとへのあや)‥‥
「若宮をうつくしみて、」
(『紫式部日記』の文(あや)を改(あらた)む。)
[訳(と)き] 若宮をかわいがりて、
●「うつくしむ」の例への文‥‥
「夜晝夕霧をうつくしみて、」
(『源氏物語』の文を改む。)
[訳き] 夜晝と夕霧を可愛がりて、

●「めづ」【愛づ】‥‥
[意] 思ひ慕ふ。好む。
●「愛づ」の例への文(たとへのあや)‥‥
「かぐや姫を愛(め)でて、」
(『竹取物語』の文(あや)を改(あらた)む。)
●「愛づ」の例への文‥‥
「物の音(ね)を愛づ。」
(『源氏物語』の文を改む。)
[訳き] 音楽を好む。

●「愛(いと)ほし」の例への文‥‥
「いといとほしとおもふ。」
(『源氏物語』の文を改む。)
[訳き] とてもかわいいと思ふ。

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≪参考文献等≫
・小島義郎ほか(編集) (2004)『英語語義語源辞典』三省堂

 
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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎) 言の葉【ことのは】

「心」(意)

●心とは‥‥
・外の境を心得る働き。
【そとの さかひを こころうる はたらき】
・外の世の境を心得る働き。
【そとの よの さかひを こころうる はたらき】
・外の世界を認識する機能。

≪參考文献等≫
アルボムッレ・スマナサーラ (2011)『自分を変える気づきの瞑想法』サンガ

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言の葉【ことのは】

「字」(漢字の成り立ち)

●「字」(部けし首(わけしかしら) )‥‥
子(こ)

 
●「字」(讀み)‥‥

あざ
あざな
●「字」(創りし讀み)‥‥
かた
(例(たぐひ):漢字(からかた),文字(あやかた),數字(かずかた) )
かたち
(例:「記号」とは「号(さけ)びを記したる字(かたち)」のことなり。)
——
・「たぐひ(例)」(意)‥‥
例。同類。
・「たぐひ(例)」(例の文(たぐひのあや) )‥‥
「やがてとどむるたぐひ、あまた侍(はべ)りき。」
[出典] 源氏物語 若紫
[訳] すぐに治した例が、たくさんございました。

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●「字」(意味)…
① 育てる。
② 言葉を書き表す記号
(例:文字,漢字,数字(數を言葉で表した、その言葉を書き表すときの記号) )
③ 字(あざな)。成人後に、實名のほかにつける名。
④ 字(あざ)。町村内の小さな区画。
——
(「記」とは‥‥意味を付された声、身振り、音、しるし、合図などの手段。)

 
●「字」の漢字の成り立ちのキーワード‥‥
育てる

 
●「字」(漢字の成り立ち 1)‥‥
「宀」:「屋根、家」を象(かたど)りたる形。
」:「頭部が大きく手足がなよやかな赤ん坊」を象りたる形。

(原義)「家の中で子供を育てる」

(意) ① 育てる。

(意味が転じて、)

「子供の教育ために必要なもの」≒
(意) ② 言葉を書き表す記号(例:文字,漢字,数字(數を言葉で表した、その言葉を書き表すときの記号))

 
●「字」(漢字の成り立ち 2)‥‥
「宀」:「屋根、家」を象(かたど)りたる形。
」:「頭部が大きく手足がなよやかな赤ん坊」を象りたる形。

(原義)「家の中で子供を育てる」

(意味が転じて、)

「親が、家の中で、親愛の意図で、子供につける渾名(あだな)」

(意味が転じて、)

(意味) ③ 字(あざな)。成人後に、實名のほかにつける名。

 
●「字」(漢字の成り立ち 3)‥‥
「宀」:「屋根、家」を象りたる形。
」:「頭部が大きく手足がなよやかな赤ん坊」を象りたる形。

(意味が転じて、)

「(家のように、外部と)区切られた場所」+
「小さいもの。細かいもの」(←「子」の意味の一つ)

「小さな区画」

(意味) ④ 字(あざ)。町村内の小さな区画。

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≪参考文献等≫
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社
・語源辞典
https://okjiten.jp/kanji876.html
(アクセス日:2017/11/6)

 
≪關はり有る文章【かかはり ある ふみ あや】(関連記事)≫
「指事文字」(漢字)

 
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言の葉【ことのは】

「記號」

●「記號」の大和言‥‥
意記し
【●「キ ゴウ」の やまと こと‥‥
こころ しるし】

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●「記號」とは‥‥
・意味を付された聲、身振り、音、印、合圖などの手段。
・意味の有る記し。
【●「キ ゴウ」と は‥‥
・イ ミ を フさ れ た こへ、み ぶり、おと、しるし、あひ ヅ など の シュ ダン。
・イ ミ の ある しるし。】

●「記號」とは‥‥
・意を付けられたる聲、身振り、音、印、合ひ圖り等の手立て。
・意有る記し。
【●「キ ゴウ」と は‥‥
・こころ を つけ られ たる こへ、みぶり、おと、しるし、あひ はかり など の て だて。
・こころ ある しるし。】

 
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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