{ キーワード }
自分・物事・関連づけ
●「自分」の定義・・・
「父は~」、
「母は~」、
「住所は~」...
自分のとって重要と思うものから挙げていき、
どんどん細かく挙げていく。
そうして、宇宙全体にまでなる。
「自分」 =「宇宙全体」となる。
●「自分が有る」の定義・・・
「自分にとって重要と感じる物事を、
重要な順番に選んで
並べることができる自分が有る」
「自分と物事を
関連づけることができる」
悟りとは、
自分とどんな物事とも
関連づけることが出来ない状態。
何物とも関係が結ばれていない状態。
だから、選べない。
どれが重要か分からない。
そんな人はいないが
(釈尊はそうだったかもしれないが)、
定義上は、そうなる。
悟っている人は、
アフリカの子供より
日本の子供が大切だと思わない。
釈尊になれ
と言っているわけではなく、
釈尊に近づく修行
(八正道 -はっしょうどう- など)をすること。
そうすると、
宇宙に良いことがある。
八正道は、
悟りの内容の一部分
(言葉で語れる部分)。
釈尊の悟りに近づいていく人が
社会的価値がある。
{ ポイント }
悟りとは、
自分とどんな物事とも関連づけることが出来ない状態。
≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・『釈迦の悟った内容 – 苫米地英人』(YouTube動画)