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中観派(ちゅうがんは)とは

{ キーフレーズ }
言葉を重視

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●中観派(ちゅうがんは)とは・・・

北伝仏教の流れにある、
唯識派(ゆいしきは)と並ぶ、
二大学派のひとつ。

ナーガールジュナを開祖とする。

空(くう)の思想を説く。

 
●「空(くう)」の思想とは・・・

全ての「存在」は、
他との「関係」によってのみ
成立する。

「関係」が出来た後、
「存在」が出来る。

 
●中観派(ちゅうがんは)の特徴・・・

論理重視。
言葉を重視する。

そして、語り尽したあとで、
「それも空(くう)、
何も語っていない」
という。

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●ナーガールジュナの書いた『中論(ちゅうろん)』・・・

誤った「空(くう)」に対する考え方を、
論理で、論破する書物。

 
●ツォンカパ・・・
中観派(ちゅうがんは)の仏教徒。

 
●ツォンカパの思想・・・

「ナーガールジュナは何も語っていない」
「中論(ちゅうろん)は何も語っていない」
「空(くう)の思想は何も語っていない」
「私も何も語っていない」

なぜなら、「空(くう)」の思想は、
「存在するものは無い」という思想だから。

 
●ゲルグ派・・・

ツォンカパが始めた宗派。
ダライ・ラマ14世はゲルグ派。
現在のチベット密教の中心流派。

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≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・『釈迦の悟った内容 – 苫米地英人』(YouTube動画)

 
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