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言の葉【ことのは】

「うしろめたし」(古語)

●「後ろめたし」の語源‥‥
後ろ目痛し →
後ろで見ていて心が痛くなる →
後ろで見ていて先行き不安になる →
後ろめたし
【●「うしろめたし」の ゴゲン‥‥
うしろ め いたし →
うしろ で みて いて こころ が いたく なる →
うしろ で みて いて さきゆき フアン に なる →
うしろめたし】

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●活用‥‥
ク活用 [く・く・し・き・けれ・○]
(補足:形容詞、形容動詞の活用では、
ク活用が最頻出のため、最優先で覚える。)

 
●例文‥‥
いとはかなければ、後ろめたし。
【いと はかなけれ ば、うしろめたし。】
(『源氏物語』(一部改め))
[訳]
とても幼いので、先行き心配だ。
【とても おさない ので、さきゆき シンパイだ。】

 
≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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