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観音経(かんのんきょう)4

妙法蓮華經 觀世音菩薩 普門品 第二十五
妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品 第二十五
(みょうほうれんげきょう かんぜおんぼさつ ふもんぼんだいにじゅうご)

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[キーフレーズ]
音を観る

●原文 1
善男子 若有無量 百千萬億眾生 受諸苦惱
ぜんなんし にゃくうむりょう ひゃくせんまんのくしゅじょう じゅしょくのう

●原文 2
善男子 若有無量 百千萬億衆生 受諸苦悩

●書き下し文
善男子(ぜんなんし)、若(も)し無量(むりょう)百千萬億(まんのく)の衆生(しゅじょう)ありて、諸(もろもろ)の苦悩(くのう)を受(う)けんに、

●訳 1
善男子よ、もし数えきれぬほどの、たとえば、百千万億の人々が、諸々(もろもろ)の苦悩を受け、

●訳 2
善男子よ、もし多くの人々が、諸々の苦悩を受ける場合でも、

●訳 3
善男子よ、もしも無量・百千万億の生あるものたちが、多くの苦悩を受けた時、

●解説
・「善男子」・・・
善い男。善良な男子。

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●原文 1
聞是觀世音菩薩 一心稱名
もんぜかんぜおんぼさつ いっしんしょうみょう

●原文 2
聞是観世音菩薩 一心称名

●書き下し文
是の観世音菩薩を聞きて、一心に名を称せば、

●訳 1
この観世音菩薩の名を聞き知って、一心にその名を称えるなら、

●訳 2
この観世音菩薩の名を聞いて、一心にその名を称えたならば、

●訳 3
この観世音菩薩の声を聞き、その呼ばれた声に純粋素直に耳を傾け、その名を唱えたならば、

●解説
・「観世音」・・・
助けを請(こ)う「世」の人々の「音」(声)を「観」て救う。
音は音波(波動の一つ)であり、観音様にはエネルギーのようなものとして「観」える。

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≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店

 
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