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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

観音経(かんのんきょう)17

~現代言葉~

●原文
満中夜叉羅刹
【●ゲンブン
マン チュウ ヤ シャ ラ セツ】

●書き下し文
中に満つる夜叉羅刹、
【●かきくだしブン
なか に みつる ヤシャ ラセツ】
(「みつる」:タ行上二段活用の自動詞「みつ」の連体形.
「みつ」の活用例:「みちず/みちたり/みつ/みつるとき/みつれども/みちよ」)

●訳
(三千大千国土の)中に満ち満ちている夜叉や羅刹が、
【●ヤク
(サンゼンダイセンコクドの)なかに みちみちて いる ヤシャや ラセツが】

●解説
夜叉:魔物の一種.
羅刹:魔物の一種.
(●カイセツ
ヤシャ:マものの イッシュ
ラセツ:マものの イッシュ)

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~大和言(やまとこと)~

●原文
滿中夜叉羅剎
【●もとあや
マン チュウ ヤ シャ ラ セツ】

●書き下し
中に満つる夜叉羅刹
【●かきくたし
なか に みつる ヤシャ ラセツ】
(「みつる」:タ行上二段活用の自動詞「みつ」の連体形.
「みつ」の活用例:「みちず/みちたり/みつ/みつるとき/みつれども/みちよ」)

 
≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社
・『もりの学校』

(アクセス日:2017/8/29)

 
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