[キーワード:大元の神]
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●『人間の探究 649 スピノザの汎神論』(中杉弘のブログ)における解説
・原子核を造っている素粒子(物質を構成している最小単位)が天之御中主神。
・天之御中主神が集まり、何かを創る力(集合させていく力)が高御産巣日神。
・(何かが創られて、)壊れる方向へ向かう力(分散させていく力)が神産巣日神。
●古事記の中の天之御中主神
・一番はじめに現れる神。
・天界に初めて現れた神。
・頂点に位置する神。
●三柱神
天之御中主神、
高御産巣日神、
神産巣日神の三柱神は、いずれも性別のない独神で、造化三神と呼ばれている。
●古事記に出てくる回数・・・一回。一度しか登場しないという意味の深さ。
●天之御中主神の神柄(性質)
・世界そのもの。ありとあらゆるところに満ちている神。姿をとらえることができない。
・姿は隠しているが、目に見えない世界から神々に役目をお与えになり、常に世界を見守っている至上の神。
●天之御中主神の本質
・この世界の全ての存在が、(目に見えない)大元の力によって動いている。その大元の力が、天之御中主神の本質。
・万物を貫き通すエネルギーの源。
・万物に溶け込んでいる根源の神。
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●言葉の意味から紐解く
・天・・・
宇宙。天界。全ての世界。
・主・・・
主人。支配している者。司る者。
・天之御中主神・・・
天界の中心に居て、天界を司る神。
●二つ名(別名)
根源の神
大元の神
創造神
北極星の神
宇宙のエネルギーの源
大元の力
●世界の各宗教での呼び名
「ゴッド」(キリスト教)、「ブラフマン」(ヒンズー教)、「ヤハウェ」(ユダヤ教)など色々な名称で呼ばれている。
●その他の説
天之御中主神は宇宙の神。
●その他
・「大元・根源」・・・
「ひ」の音霊。
・「(すべてを)貫いている」、(すべてに)「溶け込んでいる」・・・
「ぬ」の音霊。
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《参考文献等》
・『中杉 弘のブログ』
(アクセス日:2016/11/30)
・吉野信子(2015)『カタカムナ 言霊の超法則』
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
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今日の言葉:
「世のなかの よきもあしきも ことごとに 神のこころの しわざにぞある」 本居宣長