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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 7

[キーフレーズ]
伊邪那美命いざなみのみこと伊邪那岐命いざなぎのみこと

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●原文
陰陽斯開

●書き下し文
ここひらけて、

●訳
いんようが分かれて

●別の訳
・(万物ばんぶつつくり出す二つの気である)陰と陽が生じて
・陰の気と陽の気が分かれて
・女の気と男の気が分かれて

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●原文
二霊為群品之祖

●書き下し文
二霊ふたはしらのかみ群品もろもろおやれり。

●訳
二霊ふたはしらのかみ群品もろもろ諸々もろもろの物)のおやとなった。

●別の訳
二柱ふたはしらの神が万物ばんぶつとなった。
・(女の気と男の気とが分かれ、)女神めがみ男神おがみが現れて、万物ばんぶつの生みの親となった。
いんの神とようの神が万物ばんぶつを作り上げるおやとなった。

●言葉の意味
二霊ふたはしらのかみ・・・
伊邪那美命いざなみのみこと
伊邪那岐命いざなぎのみこと、の二柱ふたはしらの神
群品もろもろ・・・
諸々もろもろの物。よろずの物。万物ばんぶつ

 
《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

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今日の言葉:
「人生は神が書かれる小説だ。神におまかせしようではないか」
アイザック・シンガー
(アメリカの発明家)