{ ポイント }
「矛盾」という概念と
「空」という概念で
閉じる。
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西洋哲学では、
一番下は「矛盾」で閉じていて、
一番上は開いていると考える。
西洋哲学と東洋哲学を統合して、
一番下は「矛盾」で閉じていて、
一番上は「空(くう)」で閉じている、
そういう巨大な空間が宇宙である、
というのが苫米地英人(とまべち ひでと)氏の定義。
これが分かると、
言葉で表現できる最大限の悟りを得られたことになるが、
釈尊の悟りは非言語の領域にある。
体感でしかわからない。
ちゃんと瞑想して、悟りへの体感修行をしないと分からない。
つまり、釈尊の悟った内容は
空(くう)の思想でもなければ
縁起(えんぎ)の思想でもないということ。
言葉で表現できる範囲内での悟りを得て、
あとは瞑想をして真の悟りを得れば、
名刺に「仏陀(ぶっだ)」(悟った人)と書ける。
今はとりあえず、菩薩(ぼさつ)。
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≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・『釈迦の悟った内容 – 苫米地英人』(YouTube動画)