●悟りの状態とは・・・
「自分」という関数が成り立たない。
全てを平等に重要とみることが出来る。
どれが重要なのか分からない。
石と母親とどっちが重要か分からない。
何物とも関係が結ばれていない。
●なぜ、「どれが重要なのか分からない」か?・・・
悟っている人には自分(自我)が無いから。
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何も重要と思わない人は、
何も見えない。
言い換えれば、
全てを重要と感じる人は、
全てが重要に見える。
全てのものが、
同じように重要だと感じる状態が、
釈尊の悟りの境地。
完全にスコトーマがはずれている。
宇宙を、
すべて平等に(全く同じ重要性で)
見ることができる。
「全てを見ることができる」=
「自分が完璧に見えている」
自分自身をはっきり見ることができる。
{ ポイント }
悟りとは、
自分(自我)が無い状態。
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≪参考文献等≫
・中村元(翻訳)(1958)『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店
・苫米地英人 (2010)『お釈迦さまの脳科学』小学館
・『釈迦の悟った内容 – 苫米地英人』(YouTube動画)
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