111(いちいちいち)

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現代諸学と仏法 3

【キーワード】
観心(かんじん)

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●本文

仏法では、我が己心(心法)に就(つ)いて、反省→自覚で得た「一如の境智=仏界」を「観心」と言い、これが仏道修行の目標な訳です。

 
●解説

・己心(こしん)・・・
自己の心。

・心法(しんぽう)・・・
仏教においては、一切のものを色法(しきほう)か心法(しんぽう)かに分類する。
物質的なものが色法。精神的なもの、即ち心の働きのあるものが心法。

・一如・・・
異ならず、一つのものであること。
・境・・・
客観世界。
・智・・・
主観世界。
・一如の境智・・・
主観世界(主体)と客観世界(客体)が一つのものであること。
自分とそれ以外が一つのものであること。

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・仏界とは十界の一つ。

・仏界の諸解釈
①真理を悟った者が体現した究極の境地。
②真理を悟った者の究極の心的境地。
③壊(こわ)れない自由自在の状態(常)、
生きること自体を楽しむ状態(楽)、
何物にも左右されない主体性がある状態(我)、
何物にも汚されない清浄(しょうじょう)な状態(浄)、
以上の4つの状態に象徴される究極の境地。

・観心(かんじん)・・・
自分の心の本性を観察すること。

 
●本文
観心(かんじん)とは、自分の九界(くかい)を反省して仏界を自覚することです。
この観心は最高の智法です。
境法ではありません。

 
●解説

・九界
十界のうち、仏界以外の九つの世界。
悟りの世界である仏界と迷いの世界である九界を合わせて十界という。

・境法・・・
客観的に学問をすること。
科学的、西洋哲学的に分析をすること。

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《参考文献等》
・石田次男, 本橋雅史(1986)『現代諸学と仏法』日経企画出版局
・『中杉 弘のブログ』

(アクセス日:2017/4/23)

 
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