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言の葉【ことのは】

「なす」(古語)

●例‥‥
(    )もの(       )時、
『古事記』(一部改め)
[譯き]
脂の樣なものが海月の樣に漂ってゐる時、
【●たぐひ‥‥
(    )もの(       )とき、
『ふる こと ふみ』(ひ ところ あらため)
[とき]
あぶら の ヨウ な もの が くらげ の ヨウ に ただよっ て ゐる とき、】

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●例‥‥
脂の如きもの海月なす漂へる時、
『古事記』(一部改め)
[譯き]
脂の樣なものが海月の樣に漂ってゐる時、
【●たぐひ‥‥
あぶら の ごとき もの くらげ なす ただよへ る とき、
『ふる こと ふみ』(ひ ところ あらため)
[とき]
あぶら の ヨウ な もの が くらげ の ヨウ に ただよっ て ゐる とき、】

 
●例‥‥
(   )を(   )に(       )
『萬葉集め』(一部改め)
[譯き]
檜の荒材を宇治川に漂ひ靡く玉藻の樣に浮かべ流してゐる。
【●たぐひ‥‥
(   )を(   )に(       )
『よろづ は つめ』(ひ ところ あらため)
[とき]
ひのき の あらザイ を うぢ がは に ただよひ なびく たまも の ヨウ に うかべ ながし て ゐる。】

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●例‥‥
檜の嬬手を宇治川に玉藻なす浮かべ流せり
『萬葉集め』(一部改め)
[譯き]
檜の荒材を宇治川に漂ひ靡く玉藻の樣に浮かべ流してゐる。
【●たぐひ‥‥
ひ の つまで を うぢ がは に たまも なす うかべ ながせ り
『よろづ は つめ』(ひ ところ あらため)
[とき]
ひのき の あらザイ を うぢ がは に ただよひ なびく たまも の ヨウ に うかべ ながし て ゐる。】

 
≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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