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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(むりょうぎきょう)15

(正字体・歴史的仮名遣いと[現代字体・現代仮名遣い]を併記)

無量義經德行品第一
[ 無量義経徳行品第一 ]

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[キーフレーズ]
菩薩の性質

●原文
其心禪寂
ごしんぜんぢやく
[ 其心禅寂
ごしんぜんじゃく ]

●書き下し文
其の心禪寂にして
その こころ ぜんぢやく に して
[ 其の心禅寂にして
その こころ ぜんじゃく に して ]

●訳 1
その菩薩たちの心は悟りの境地にあり、

●訳 2
その菩薩たちは生死を超越した無の境地にあり、

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●原文
常在三昧
じやうざいさんまい
[ 常在三昧
じょうざいさんまい ]

●書き下し文
常に三昧に在って
つね に さんまい に あって
[ 常に三昧に在って
つね に さんまい に あって ]

●訳 1
常に心を一つのものに集中させて、雑念を捨て去っている状態にあって、

●訳 2
常に精神を集中させて、安定した精神状態にあって、

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≪参考文献≫
・三木随法 (2002)『真訓対照 法華三部経』東方出版
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社

 
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