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言の葉【ことのは】

動詞の前にある単語の活用形は?(古典文法)

●動詞の前にある単語の活用形は?

連用形。

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[解説]
連用形は用言に連なる。
用言とは、自立語かつ活用する単語、
すなわち、動詞、形容詞、形容動詞。

 
[例]
田舎人多く詣でたりけり
【ゐなかびと おほく まうで たり けり】
(『源氏物語』(一部改め))
[訳 1]
田舎の人が多く詣でていた。
【いなか の ひと が おおく もうで て い た。】
[訳 2]
田舎の人々が沢山参詣していた。
【いなか の ひとびと が タクサン サンケイし て い た。】
[品詞]
「おほく」:形容詞「おほし」(ク活用)の連用形。
「まうで」:動詞「まうづ」の連用形。
「おほく」+「まうで」:連用形 + 用言(動詞)

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≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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