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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ)56

【キーワード】
あめ(天)

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( 正字体・大和言葉の歴史的仮名遣いと
[現代字体・現代仮名遣い]を併記 )

 
●原文

得(とく)天(てん)統(とう)而(じ)

【得天統而】

 
●原文(現代字体・現代仮名遣い)

(同上)

 
●書き下し文

天(あめ)の統(すじ)を得(え)て、

【天の統を得て、】

 
●書き下し文(現代字体・現代仮名遣い)

(同上)

 
●ふることとき(古語訳き)

くらゐ(位)につ(即)き、

[いまこととき(今語訳き)] 天皇(すめらき)の位(くらい)に即(つ)いて、

 
【 ●古言訳き

くらゐにつき、

[今言訳き] 天皇の位に即いて、 】

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●「あめ(天)」のこころ(意)・・・

[ふること(古言)] あめ(天)のうへ(上)のさかひ(境)。

[いまこと(今言)] 天(あめ)の上(うえ)の界(さかい)。

【 ●「あめ」のこころ・・・

[ふること] あめのうへのさかひ。

[いまこと] 天の上の界。 】

 
●あまつひつぎ(天津日嗣)・・・

天皇(すめらき)の位(くらゐ )を嗣(つ)ぐを云(い)ふ。

【 ●あまつひつぎ・・・

すめらきのくらゐをつぐをいふ。 】

 
●ふること(古言)「すめらき」(なことは(名詞) )にあ(当)つるからしるし(漢記)・・・

皇(すめらき)

【 ●ふること「すめらき」(なことは)にあつるからしるし・・・

皇(すめらき) 】

 
●ふること(古言)「すめる」(うごきことは(動詞) )にあ(当)つるからしるし(漢記)・・・

統(す)める,総(す)める

【 ●ふること「すめる」(うごきことは)にあつるからしるし・・・

統(す)める,総(す)める 】

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●「す」のおとたま(音霊)・・・

ひとかた(一方)にすす(進)む。

[いまこと(今言)] 一(ひと)つの方向(ほうこう)へ進(すす)む。

【●「す」のおとたま・・・

ひとかたにすすむ。

[いまこと] 一つの方向へ進む。】

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』

(アクセス日:2017/6/11)
・古事記をそのまま読む

(アクセス日:2017/6/11)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第137回)

(アクセス日:2017/6/11)

 
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