カテゴリー
言の葉【ことのは】

「召使い」の大和言(やまとこと)

●「召使い」の大和言‥‥


【●「めしつかい」の やまと こと‥‥
つぶね
やつこ】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 

●例 一‥‥
逃げ來たれ
([出づる典]申ね命せ記)
[譯き]逃げて來た召使ひ
【●たぐひ ひ‥‥
にげ きたれ る つぶね
([いづる ふみ]かさね おほせ ふみ)
[とき]にげて き た めしつかひ】

●例 1‥‥
逃げ来たれる奴
([出典]申命記)
[訳]逃げて来た召使い
【●レイ イチ‥‥
にげ きたれ る つぶね
([シュッテン]シンメイキ)
[ヤク]にげて き た めしつかい】

 
●例 二‥‥
頼む可き奴も無し
([出づる典]方丈記)
[譯き]頼む事を得る奴も無し
【●たぐひ ふ‥‥
たのむ べき やつこ も なし
([いづる ふみ]かた たけ ふみ)
[とき]たのむ こと を うる やつこ も なし】

●例 2‥‥
頼むべき奴もなし
([出典]方丈記)
[訳]頼むことができる召使いもいない。
【●レイ ニ‥‥
たのむ べき やつこ も なし
([シュッテン]ホウジョウキ)
[ヤク]たのむ こと が できる めしつかい も いない。】

[ad#a-auto-1]
[ad#a-336-1]

 
≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂

 
≪關はり有る文章【かかはり ある ふみ あや】(関連記事)≫
「過去・完了・存続」(古典文法)
助動詞「り」(古典文法)

 
↓応援クリック、いつもありがとうございます。
にほんブログ村 その他日記ブログへ