【キーフレーズ】
真理を広める
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( 正字体・大和言葉の歴史的仮名遣いと
[現代字体・現代仮名遣い]を併記 )
無量義經德行品第一
むりょうぎきょう とくぎょうほん だいいち
[ 無量義経徳行品第一
むりょうぎきょう とくぎょうほん だいいち ]
●原文
以陀羅尼 無礙辯才
い だ ら に む げ べん ざい
[ 以陀羅尼 無碍弁才
い だ ら に む げ べん ざい ]
●書き下し文
陀羅尼、無礙辯才を以って、
だらに むげべんざい を もって
[ 陀羅尼、無礙弁才を以って、
だらに むげべんざい を もって ]
●訳
陀羅尼(だらに)や人を説得する話術によって、
●解説
・陀羅尼(だらに)・・・
梵語(ぼんご)の発音で唱える一纏(ひとまと)まりの言葉。
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●原文
諸佛轉法輪 隨順能轉
しょ ぶつ てん ぽう りん ずい じゅん のう てん
[ 諸仏転法輪 随順能転
しょ ぶつ てん ぽう りん ずい じゅん のう てん ]
●書き下し文
諸佛の轉法輪、隨順して能く轉ず。
しょぶつ の てんぽうりん ずいじゅん して よく てんず
[ 諸仏の転法輪、随順して能く転ず。
しょぶつ の てんぽうりん ずいじゅん して よく てんず ]
●訳 1
法輪を転ずる諸仏に倣(なら)い、菩薩も法輪を転ずるのである。
●訳 2
諸仏は世の中に真理を広めようとする心を持っている。菩薩もその精神に倣(なら)い、真理を広めているのである。
●解説
菩薩は、その人に応じた教えを説く。
その人に応じた教えを説くのは、法華経の特徴の一つでもある。
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≪参考文献≫
・三木随法 (2002)『真訓対照 法華三部経』東方出版
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社