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孫子(そんし) 6

[キーフレーズ]
理念の共有

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●原文
道者 令民與上同意也

●書き下し文
みちとは、たみをしてうえおなじくせしむるなり

●訳
「道」とは、民衆の意思を統治者とうちしゃの意思に同化させる行為である。

●解説
「道」とは、民衆の思いを統治者の思いに同化させる内政政策(計画・活動)である。
共同体(組織)の理念・方針は、上から下まで共有(意思統一)されていなければならない。

 
《参考文献》
金谷治 (2000)『新訂 孫子』岩波文庫

 
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《孫子を学んだ人物》
毛利元就
(1497~1571)
『孫子』を熟読し、比類なき戦略家に成長。
厳島いつくしまの戦いは、最高の謀略戦の一つ。
『孫子』は毛利家に代々受け継がれ、幕末の長州藩士たちも孫子を読み込んでいた。