★~ やさしい 孫子 ~★
【キーフレーズ】
将軍の条件
●原文
将聴吾計 用之必勝 留之
●書き下し文
将、吾が計を聴かば、之を用うれば必ず勝つ、これを留めん。
しょう わが けい を きか ば、これ を もちうれば かならず かつ、これ を とどめん。
●訳 1
全軍を任せる将軍が、以上の私の計略を聴き入れるならば、この将軍を用いれば必ず勝つ。この将軍を任に留めるべきである。
●訳 2
全軍を任せる将軍が、私の述べる戦略・戦術を理解し受け入れるならば、この将軍を登用すれば、必ず戦いに勝つ。この将軍を解任させてはいけない。
●原文
将不聴吾計 用之必敗 去之
●書き下し文
将、吾が計を聴かざれば、之を用うれば必ず敗る、これを去らん。
しょう、わが けい を きかざれば、これ を もちうれ ば かならず やぶる、これ を さら ん。
●訳
全軍を任せている将軍が、私の計略を聴き入れないならば、この将軍を用いれば必ず敗れる。この将軍を解任すべきである。
★~ まぜこぜ 孫子 ~★
【キーフレーズ】
将軍の条件
(正字体・歴史的仮名遣いと[現代字体・現代仮名遣い]を併記)
●原文
將聽吾計 用之必勝 留之
シヤウ チヤウ ゴ ケイ ヨウ シ ヒツ シヤウ リウ シ
[ 将聴吾計 用之必勝 留之
ショウ チョウ ゴ ケイ ヨウ シ ヒツ ショウ リュウ シ ]
●書き下し文
將、吾が計を聽かば、之を用ふれば必ず勝つ、これを留めん。
しやう わが けい を きか ば、これ を もちふれ ば かならず かつ、これ を とどめん。
[ 将、吾が計を聴かば、之を用うれば必ず勝つ、これを留めん。
しょう わが けい を きか ば、これ を もちうれば かならず かつ、これ を とどめん。]
●訳 1
全軍を任せる将軍が、以上の私の計略を聴き入れるならば、この将軍を用いれば必ず勝つ。この将軍を任に留めるべきである。
●訳 2
全軍を任せる将軍が、私の述べる戦略・戦術を理解し受け入れるならば、この将軍を登用すれば、必ず戦いに勝つ。この将軍を解任させてはいけない。
●原文
將不聽吾計 用之必敗 去之
シヤウ フ チヤウ ゴ ケイ ヨウ シ ヒツ ハイ キヨ シ
[ 将不聴吾計 用之必敗 去之
ショウ フ チョウ ゴ ケイ ヨウ シ ヒツ ハイ キョ シ ]
●書き下し文
將、吾が計を聽かざれば、之を用ふれば必ず敗る、これを去らん。
しやう、わが けい を きかざれば、これ を もちふれ ば かならず やぶる、これ を さら ん。
[ 将、吾が計を聴かざれば、之を用うれば必ず敗る、これを去らん。
しょう、わが けい を きかざれば、これ を もちうれ ば かならず やぶる、これ を さら ん。 ]
●訳
全軍を任せている将軍が、私の計略を聴き入れないならば、この将軍を用いれば必ず敗れる。この将軍を解任すべきである。
《参考文献》
金谷治 (2000)『新訂 孫子』岩波文庫