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言の葉【ことのは】

「ナ行変格活用」(古典文法)

●ナ行変格活用‥‥
[な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね]

 
●ナ行変格活用の語例‥‥
「死(し)ぬ」
「去(い)ぬ」
の二語のみ。

 
●ナ行変格活用の覚え方‥‥
・「な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね」
(そのまま覚える。)

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●ナ行下二段活用とナ行変格活用‥‥
ナ行下二[ね/ね/ぬ/ぬる/ぬれ/ねよ]
ナ行変格[な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね]

 
●ナ行変格活用の特徴‥‥
ナ変は、
ナ行下二段活用[ね/ね/ぬ/ぬる/ぬれ/ねよ]の、
未然形を「な」、
連用形を「に」、
命令形を「ね」
にした形である。

 
●サ変・カ変・ナ変‥‥

サ行下二段、カ行下二段、ナ行下二段を
変形した形が、それぞれ
サ変、カ変、ナ変
とすると、

➀ 変形した活用形の数は、
サ変は1個(連用形)
カ変は3個(未然形・連用形・命令形)
ナ変は3個(未然形・連用形・命令形)

➁ サ変、カ変、ナ変に
共通する特徴は以下の二つである。
・連用形がエ段音からイ段音へと変形している。
・終止形、連体形、已然形は変形しない。

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≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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