【キーフレーズ】
強と錬
(正字体・歴史的仮名遣いと[現代字体・現代仮名遣い]を併記)
●原文
兵眾孰強
ヘイ シユウ ジユク キヤウ
[ 兵衆孰強
ヘイ シュウ ジュク キョウ ]
●書き下し文
兵眾、孰れか強き、
へいしゆう いづれか つよき
[ 兵衆、孰れか強き、
へいしゅう いずれか つよき ]
●訳
兵士はどちらの方が強いか、
●言葉の意味
・兵(読み)・・・
ヘイ,ヒヤウ
つはもの
[ ヘイ,ヒョウ
つわもの ]
・眾[ 衆 ](読み)・・・
シユウ,シユ
おほ(い)
[ シュウ,シュ
おお(い) ]
・孰(読み)・・・
ジユク
いづ(れ),たれ,つまび(らか)
[ ジュク
いず(れ),たれ,つまび(らか) ]
・強(読み)・・・
キヤウ,ガウ
つよ(ひ)
[ キョウ,ゴウ
つよ(い) ]
●原文
士卒孰練
シ ソツ ジユク レン
[ 士卒孰練
シ ソツ ジュク レン ]
●書き下し文 1
士卒、孰れか練れたる、
しそつ いづれか ねれたる
[ 士卒、孰れか練れたる、
しそつ いずれか ねれたる ]
●書き下し文 2
士卒、孰か練す、
しそつ いづれか れんす
[ 士卒、孰か練す、
しそつ いずれか れんす ]
●訳
兵士はどちらがよく訓練されているか、
●言葉の意味
・士(読み)・・・
シ
さむらひ
[ シ
さむらい ]
・卒(読み)・・・
ソツ
つひ(に)
[ ソツ
つい(に) ]
・練(読み)・・・
レン
ね(る)
[ レン
ね(る) ]
《参考文献》
金谷治 (2000)『新訂 孫子』岩波文庫