●法華經に付きて‥‥
法華經はただ命の實の相をのみ說きたるものなり。
直に暮らしの役には立たず。
【のりはなのかたりに つきて‥‥
のりはなのかたりは ただ いのちの まことの すがたを のみ ときたるものなり。
ただちに くらしの やくには たたず。】
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●つ・く
[漢字] 付く
【[からかた] つく】
[單つ語の種] 自ら動く詞
【[ひつことの くさ] みづから うごく ことば】
[活用の型] カ行四段活用
[活用]{か/き/く/く/け/け}
[意(こころ)]〔「につき」「につきて」の形を以て〕~に關して。
[用ゐたる文]「其れに付きて、序に証あり」
【[もちゐたる あや]「それに つきて、はしがきに あかし あり」】
(『諸國ばなし 浮世』(西鶴)の文を改む)
【『もろもろの くに ばなし うきよ』(にしの つる)の あやを あらたむ 】
[譯(と)き] それについて、序(はしがき)に証(あかし)あり。
≪参考文献等≫
・白川静 (2003)『常用字解』平凡社
・語源辞典
https://okjiten.jp/
(アクセス日:2017/12/5)
・古語辞典
https://kobun.weblio.jp/
(アクセス日:2017/12/5)