●「文車」とは‥‥
室内で書物を運ぶために用いる板張りの屋形車。
【●「ふぐるま」とは‥‥
シツナイ で ショモツ を はこぶ ため に もちいる いたばり の やかた ぐるま。】
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●例の文‥‥
多くて見苦しからぬは、文車の文。
([出づる典]徒然草)
【●たぐひ の あや‥‥
おほく て みぐるしから ぬ は、ふぐるま の ふみ。
([いづる ふみ]つれづれぐさ)】
[訳]
多くても見苦しくないのは、文車の書物。
【[ヤク]
おおく ても みぐるしく ない の は、ふぐるま の ショモツ。】
≪參ね物等【たづね もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス