111(いちいちいち)

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詠嘆の助動詞「けり」

●詠嘆の助動詞「けり」の訳‥‥
~だなあ
~なことよ

 
●助動詞「けり」が詠嘆であることが多い時‥‥
・「~なりけり」。
・会話文中、心中、和歌の中の「けり」。

 
●助動詞「けり」が詠嘆であると文脈から判断する場合‥‥
感動した時、何かに気づいた時、思いの吐露。

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●詠嘆の助動詞「けり」の例‥‥
月のいとはなやかにさし出でたるに
今宵は十五夜なりけりと思し出でて
([出典]源氏物語 須磨)
[訳]月がとても明るく輝きだしたので、
「今宵は十五夜であったなぁ」と思い出されて、
[意訳]月の光がとても明るく射し出したので、
「今宵は十五夜であったなぁ」とお気付きになり、
(「たる」:完了の助動詞)
(「けり」:詠嘆(気づき)の助動詞)

 
≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
≪關はり有る文章【かかはり ある ふみ あや】(関連記事)≫
過去の助動詞「けり」(古典文法)

 
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