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神器
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●原文 1(本居宣長『古事記伝』より)
握乾-符而摠六-合。
●書き下し文 1(本居宣長『古事記伝』より)
乾符を握て六合を總(すべ)
●解説(本居宣長『古事記伝』より)
乾符は天の吉端なり。六合は上下四方なり。
●原文 2
握乾符而摠六合
[ 握乾符而総六合 ]
●書き下し文 2
乾符を握りて、六合を総べ
けんぷ を にぎりて、ろくごうをすべ
[ 乾符を握りて、六合を摠べ
けんぷ を にぎりて、ろくごうをすべ ]
●訳
三種の神器を手にして、天下を統(す)べ、
●解説
・乾符(けんぷ)・・・
天皇であることの印(しるし)。神器(じんぎ)。
・六合(ろくごう)・・・
上下の二方と東西南北の四方。
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●言葉の意味
・握(部首)・・・
扌
てへん(手偏)
・握(読み)・・・
アク
にぎ(る)
・握(意味)・・・
① 握(にぎ)る。
② 自分のものにする。
・「扌」(漢字の成り立ち)・・・
象形文字(ものの形を象って描かれた文字)。
・「扌」(漢字の成り立ち)・・・
「5本指のある手」の形を象った文字
→ 「手」を意味する。
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』
(アクセス日:2017/5/30)
・古事記をそのまま読む
(アクセス日:2017/5/30)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第137回)
(アクセス日:2017/5/30)
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《今日の言葉》
「人には心があり、神がこの世を創りたもうた」
ウディリクデス