111(いちいちいち)

長女・次女・長男・夫・妻・猫。 日常・神話・物語。

古事記(ふることふみ) 25

[キーフレーズ]
神をあがめる

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●原文 1
卽覺夢而敬神祇

●原文 2(本居宣長『古事記伝』より)
即覚夢而敬神祇

●書き下し文 1
すなわち、ゆめさとりて神祇じんぎうやまひたまふ。

●書き下し文 2
すなわち、ゆめさとりて、あまつかみ くにつかみうやまひたまふ。

●書き下し文 3(本居宣長『古事記伝』より)
即ち夢に覚りて神祇を敬ひたまふ。

●訳 1
崇神すじん天皇は)夢でさとって、神々をうやまいなさった。

●訳 2
崇神すじん天皇は、夢の中で神が現れ、御神託ごしんたくを授かった。その御神託ごしんたくに従って神事かみごとをしなければならないことを)さとられ、神事かみごとなどをり行い、神々をうやまいなさった。

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●解説 1
崇神すじん天皇の御代みよ疫病えきびょう流行はやっていた。
ある日、崇神すじん天皇の夢に大物主神おおものぬしのかみが現れ、御神託ごしんたくを授かった。
その御神託ごしんたくに従って神事かみごとり行ったところ、たちまち疫病えきびょうは収まった。
・[卽覺夢而敬神祇、所以称賢后」―「望烟而撫黎元、於今伝聖帝」で、対句になっている。

●解説 2(本居宣長『古事記伝』より)
・水垣ノ宮ノ御世の事にて、其ノ御段リに出たり。后は君なり。
【神功皇后の御事かとも聞ゆめれど、其(ソ)は御夢のこと見えず。】
【後に崇神と御謚を奉られしも、こゝの文の意なり。】
(意訳:
水垣の宮みずがきのみや御世みよのことで、その段に夢の話が出てくる。「后」は「君」のことである。
神功じんぐう皇后のことかとも思えるが、そちらの段には夢の話は出てこない。】
【この文にしるされている天皇の御振舞おふるまいにより、後に「崇神すじん」というおくりなたてまつられた。】)
+
・御事(読みかた)・・・
おんこと。おこと。

 
《参考URL》
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第129回)

(アクセス日:2016/12/9)

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≪今日の言葉≫
「我国神国也」
(我が国は神の国なり)
源義経
(1159~1227)
【同時代の天皇】
・第81代 安徳あんとく天皇
1178~1185
在位 1180~1185
・第82代 後鳥羽ごとば天皇
1180~1239
在位 1183~1198
【同時代の人物】
藤原 定家ふじわら の さだいえ 1162~1241

-神話【かみかたり】(神話)
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