[キーフレーズ]
賊軍退治
●原文(本居宣長『古事記伝』より)
聞歌伏仇。
●書き下し文 1
歌を聞きて
●書き下し文 2
歌を聞きて
●書き下し文 3(本居宣長『古事記伝』より)
歌を聞て仇を伏す。
●訳
歌を合図に敵を討ち、抵抗せぬ敵は服従させた。
●別の訳
歌を合図に敵を服従させたりした。
●言葉の意味
・伏(漢字の正式な読み)・・・
フク。したが(う)。ふ(せる)。
・伏(漢字の正式な意味)・・・
ふせる。したがう。ひれふす。服従する。
・伏(漢字の成り立ちから意味を調べる)・・・
「人」の象形 +「犬」の象形 →
犬が人に「従う」、「服従する」→
(意味が転じて)→
犬が伏せた状態で、服従の態度をとるさまから、「ふせる」。
・仇(漢字の正式な読み)・・・
キュウ。あだ。かたき。
・仇(漢字の正式な意味)・・・
あだ。かたき。
●解説
・
そこで
また抵抗せぬ者たちには、
・「列儛攘賊」―「聞歌伏仇」で、対になっている。
《参考URL》
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第129回)
(アクセス日:2016/12/8)
≪今日の言葉≫
「戦いは
五分は励みを生じ、七分は
武田信玄
(1521~1573)
(同時代の人:
・山本勘助 1500~1561
・第106代
1517~1593
在位 1557~1586
・モンテーニュ 1533~1592 )
(死去の年が近い人:
朝倉義景 1533~1573
浅井長政 1545~1573
上杉謙信 1530~1578)