[キーフレーズ]
百王の相続
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●原文
寔知 懸鏡吐珠 而百王相續
●書き下し文
寔に知る、鏡を懸け珠を吐きて、百王相続ぎ、
●訳
以下のことを知ることができる。すなわち、鏡を掛けたり、珠を吐いたりして、神々の系譜が続き、
●言葉の意味
・鏡を懸く・・・
天照大御神が天の岩屋戸に籠った時に、枝に八咫鏡を掛けたことを指す。
・珠を吐く・・・
須佐之男命は、天照大御神が身に付けていた珠を口に含み、吐き出したところ、神となった。
・寔に知る・・・
「これ」というのは、「懸鏡」から「息歟」までの文章全体に係る。
即ち、須佐之男命の子孫が出雲の地に国を興すまでの過程。
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●別の書き下し文
寔に知る、鏡を懸け珠を吐きて、百王 相続き、
●訳
真実を知ることができる。即ち、鏡を掛け珠を吐いたのを始まりとして、多くの王が相続し、
●解説
吐珠(珠を吐く)と喫劔(劔を喫む)とは、天照大御神と須佐之男命の誓約を指す。
≪今日の言葉≫
「神の世界には善も悪もない。ただ人間が、あるものは善、あるものは悪と思うだけである。」
ヘラクレイトス
(ギリシアの哲学者)
(紀元前535~紀元前475)
(同時代の人:釈尊、孔子)
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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
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