111(いちいちいち)

長女・次女・長男・夫・妻・猫。 日常・神話・物語。

源氏物語 若菜(わかな) 9

[キーフレーズ]
藤壺女御(ふじつぼのにょうご)

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●原文
取り立てたる御後見(おんこうけん・おんうしろみ)もおはせず、

●訳 1
これと言った後見人もいらっしゃらず、

●訳 2
安心して生活できるほどの面倒を見てくれる人もいらっしゃらず、

●解説
藤壺は、父である先帝が早世なされた後、面倒を見てくれる後ろ盾(うしろだて)がいらっしゃらなかった。

●言葉の意味
・後見(こうけん)・・・
後ろ盾(うしろだて)となって面倒を見る者。後ろ見(うしろみ)。

 
●原文
母方(ははかた)もその筋となく、

●訳 1
母方(ははかた)も立派な血筋の方はおらず、

●訳 2
母方も立派な(名門の)家柄というのでもなく、

●訳 3
母方も、これと言った勢力もなく、

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●解説
・朱雀院
桐壺帝の第一皇子。母は弘徽殿女御。
桐壺帝在位中は、「東宮(とうぐう)」。
在位中は、「朱雀帝(すざくてい・すざくのみかど)」。
譲位後は、「朱雀院(すざくゐん)」。
・弘徽殿女御(こきでんのにょうご)・・・
桐壺帝在中は、「后(きさい)」。
朱雀帝在位中は、「弘徽殿大后(こきでんのおおきさい)」。
・女三の宮(おんなさんのみや)
朱雀帝の四人の皇女の中の一人。
朱雀院と藤壺女御(ふじつぼのにょうご)との間に生まれた皇女。
・朱雀院の皇女
女一の宮。女二の宮。女三の宮。女四の宮。
・朱雀院の皇子
今上。

 
《参考文献等》
山岸徳平 (翻訳) (2010)『源氏物語』岩波書店

 
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《今日の言葉》
「病は人の見えぬ処より始まりて、やがては見えし処にて現る」
菜根譚

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