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文花【あやはな】(文学)

源氏物語 若菜(わかな) 7

[キーフレーズ]
四人の女宮

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●原文
御子(みこ)たちは、春宮(とうぐう)をおき奉(たてまつ)りて、女宮(をんなみや)たちなむ四所(よところ)おはしましける。

●訳 1
御子たちは、東宮を除き申し上げて、女宮たちが四人いらっしゃった。

●訳 2
朱雀院の御子は、春宮をお除き申し上げて、四人の女宮がいらっしゃった。

●解説
・春宮・・・
皇太子の別称。東宮。

 
●原文
その中に、藤壺と聞こえしは、先帝(せんだい)の源氏にぞおはしましける。

●訳 1
その中でも、藤壷と申し上げた方は、先帝の源氏でいらっしゃった。

●訳 2
その女宮の中で、藤壺女御(ふじつぼのにょうご)と言われていた方は、三代前の帝の皇女で、源氏でいらっしゃった。

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●解説
朱雀院の病気と出家への思い。
朱雀院の妻の死。
朱雀院の四人の皇女。
朱雀院は、皇女の中の女三の宮(おんなさんのみや)の将来が心配で、出家の意思が固まらない。
+
女三の宮の母が藤壺女御。

 
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《今日の言葉》
「焦りは何の役にも立たない」
ゲーテ

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