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孫子韓非子君主論戰爭論ショーペンハウアーセネカ兵法

孫子(そんし) 3

[キーフレーズ]
感情的に行動しない

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●原文
校之以計

●書き下し文
これくらぶるにけいもってし、

●訳
冷静な(客観的な)計算により、敵味方の優劣を比較ひかくし、

●言葉の意味
・校(読み)・・・
コウ。くら(べる)。
・校(意味)・・・
二つの物を比較ひかくする。よく調べてあやまりをただす。
・計(読み)・・・
ケイ。はか(る)。かぞ(える)。
・計(意味)・・・
数をかぞえる。はかる。計画する。

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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≪今日の言葉≫
「悪法も、また、法である」
ソクラテス
(紀元前471~紀元前399)
(同時代の人:
第5代 孝昭こうしょう天皇 紀元前506~紀元前393 
第5代 孝昭こうしょう天皇 在位:紀元前475~紀元前393
墨子ぼくし 紀元前480年生まれ)

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孫子(そんし) 2

[キーフレーズ]
5つの事柄を基に精査せいさ熟考

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●原文
故經之以五事

●書き下し 一
故に之を經るに五事を以てし
【●かきくだし ひ
ゆゑ に これ を はかる に いこと を もちて し】

●書き下し 二
ゆえこれはかるに五事ごじもってし、

●訳
五つの基本事項でもって、これ(戦争に関する全ての事)を注意深く調べ、また考え、

●言葉の意味
・経(漢字の成り立ち)・・・
機織はたおりの縦糸たていとの形をかたどった漢字 →
糸が真っ直ぐ通っている →
すじみち, 規則 →
筋道すじみちをたてて(注意深く, しっかりと, 丹念たんねんに)調べ考える
精査せいさ・・・
詳しく調べること。

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●解説
個人の闘い及び集団の戦争はしない方がいい。
避けられない戦争も軽々しく始めるべきではない。
しかし、5つの事柄を基軸に、常に熟考・準備をしておかないと、良心を持たない人間・集団に、全てをぎ取られてしまうことになりかねない。

 
≪今日の言葉≫
かまえありてかまえなし」
宮本武蔵
(1584~1645)
(同時代の人物:
シェイクスピア 1564年生まれ
宮本武蔵の武術最盛期 1604~1614
シェイクスピアの創作活動最盛期 1594~1604)
 

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孫子(そんし) 1

[キーフレーズ]
戦争の重大さ

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●原文
孫子曰、兵者國之大事、

●書き下し 一‥‥
孫子曰く、兵は國の大き事なり、
【●かきくだし ひ‥‥
ソンシ いはく、いくさ は くに の おほき こと なり、】

●書き下し 二‥‥
孫子曰く、兵は國の大事なり、
【●かきくだし ふ‥‥
ソンシ いはく、ヘイ は くに の ダイジ なり、】

●書き下し 三‥‥
孫子曰く、兵とは國の大事なり、

●書き下し文 四‥‥
孫子曰く、兵とは國の大事、

●訳
孫子は言う。戦争は国にとって一大事である。

●別の訳
孫子は言う。戦争は、国家の命運を決する重大な行為である。

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●原文
死生之地、存亡之道、不可不察也、

●書き下し 一‥‥
死に生きの地、在り亡きの道、察らめざるべからざるなり。
【●かきくだし ひ‥‥
しに いき の つち、あり なき の みち、あきらめ ざる べから ざる なり。】

●書き下し 二‥‥
死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。
【●かきくだし ふ‥‥
シセイ の チ、ソンボウ の みち、サッせ ざる べから ざる なり。】

●書き下し 三‥‥
死生の地、存亡の道、察せざるべからず。

●訳
国民の命、国家の存亡に関わる行為である。平時から熟考しておかねばならない。

●別の訳
国民の生死、国家の存亡がかかっている。それゆえ、前もってよく考えておかねばならない。

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≪參ね物(參考文獻)【たづね もの(サンコウ ブンケン)】≫
・林達夫ほか (1972)『世界大百科事典』平凡社
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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≪今日の言葉≫
「百年兵をやしなうは、ただ平和をまもるためである」
山本五十六いそろく
(日本の軍人)
(1884~1943)