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文花【あやはな】(文学)

新古今集 静かなる暁ごとに

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静寂

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静かなる 暁ごとに 見わたせば
まだ深き夜の 夢ぞ悲しき

しづかなる あかつきごとに みわたせば
まだふかきよの ゆめぞかなしき

式子内親王(しきしないしんのう)

(新古今・1970)

 
(訳 1)
私は毎日、毎日、夜明け前の静寂の中で瞑想をしている。
見渡せば、人々はまだ深い眠りの中にいる。

(訳 2)
夜明け前の静寂の中で私は瞑想をしている。
見渡すと、人々はまだ深い眠りの中にいる。
私は毎日、瞑想をしているが、いまだ悟ることが出来ず、迷いの中、夢の中にいる。

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《今日の言葉》
「怠らず、行かば千里の外も見ん、牛の歩みのよし遅くとも」
徳川家康

 
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