111(いちいちいち)

長女・次女・長男・夫・妻・猫。 日常・神話・物語。

過去の助動詞「けり」(古典文法)

●過去の助動詞「けり」の意…
「~た」

 
●過去の助動詞「けり」の直前單語…
活用語の連用形。

 
●過去の助動詞「けり」の活用型…
ラ変型。

 
●過去の助動詞「けり」の活用…
けら/○/けり/ける/けれ/○

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●例への文(たとへのあや)…

「昔、男ありけり。」
[出典] 伊勢物語 「芥川 白玉か」
[訳(と)き] 昔、男がゐた。
[解き]
「あり」:ラ行変格活用「あり」の連用形。
「けり」:過去の助動詞「けり」の終止形。

 
「今は昔、比叡の山に児(ちご)ありけり。」
[出典] 宇治拾遺物語「児(ちご)のそら寝」
[訳き] 今は昔、比叡の山に子供がゐた。

 
「水車(みづぐるま)を造りけり。」
(『徒然草 亀山殿の御池に』の文(あや)を改(あらた)む)
[訳き] 水車を造った。

 
「腹あしき人なりけり。」
[出典] 徒然草 「公世の二位のせうとに」
[訳き] 怒りっぽい人だった。
[解き]
「なり」:断定の助動詞「なり」の連用形。
「けり」:過去の助動詞「けり」の終止形。

 
「荒くれ者といひけり。」
[訳き] 荒くれ者と呼んだ。
[解き]
「いひ」:「いふ」の連用形.「(~と)呼ぶ」の意.

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≪参考文献等≫
・望月光 (2014)『古文教室 古典文法編』旺文社
・中原敬一 (1984)『1日1題・30日完成 古典文法』日栄社
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・「大学受験対策 古文の勉強法重要ポイント 全30本」>「助動詞のき,けりの違いとは?」
https://withdom.jukendou.jp/articles/1091
(アクセス日:2017/11/5)

 
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