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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(ムリョウギキョウ)とは 1

[キーフレーズ:とうとい道]

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無量義経むりょうぎきょうとは
曇摩伽陀耶舎どんまかだやしゃが訳した。
・481年成立。
大乗仏教だいじょうぶっきょう経典きょうてんの一つ。
法華三部経ほっけさんぶきょうの中の一つ。
智顗ちぎ無量義経むりょうぎきょう法華経ほけきょう開経かいきょう(序文)とした。

●漢字の意味
・無量・・・はかり知れないほどあること。
・量・・・はかる。相手の気持ちをはかる。分量をはかる。
・義・・・正しい道。道理。
・経・・・おはなし。
無量義経むりょうぎきょう・・・限りなくとうとい道の話。

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智顗ちぎによる無量義経むりょうぎきょうの区分け

無量義経むりょうぎきょうを3つに分ける。
序分じょぶん・・・
正宗分しょうしゅうぶんに入る前の糸口となる話。前書き。
正宗分しょうしゅうぶん・・・
正しいむね(教え)の話。本文。
流通分るつうぶん・・・
(その正しい教えを)広めてほしいという話。広めることによって功徳くどくが得られることから、流通分るつうぶん功徳分くどくぶんとも呼ぶ。

序分じょぶん・・・
無量義経むりょうぎきょう徳行品第一とくぎょうほんだいいち
正宗分しょうしゅうぶん・・・
無量義経むりょうぎきょう説法品第二せっぽうほんだいに
流通分るつうぶん・・・
無量義経むりょうぎきょう十功徳品第三じゅうくどくほんだいさん

序分じょぶん
無量義経むりょうぎきょう徳行品第一とくぎょうほんだいいち)・・・
通序つうじょ(どの経典でも説かれる話)と別序べつじょ無量義経むりょうぎきょうのみに説かれる話)に分ける。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「過去をやむな。未来をおそれるな。今ここだけに生きよ」
ゴータマ・シッダールタ
(紀元前460年頃~紀元前380年頃)