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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

無量義経(むりょうぎきょう)5

[キーフレーズ]
世俗世界せぞくせかいの王

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●原文
大転輪王。小転輪王。金輪。銀輪。諸輪之王。
だいてんりんおう。しょうてんりんおう。こんりん。ごんりん。しょりんしおう。

●書き下し文
大転輪王だいてんりんおう小転輪王しょうてんりんおう金輪こんりん銀輪ごんりん
諸輪しょりんの王、

●訳
(お釈迦様しゃかさまと共にいたのは、)大転輪王、小転輪王、金輪王、銀輪王など、世俗世界を統治とうちする王たち、

●言葉の意味
大転輪王だいてんりんおう・・・
統治の輪を転がす王の意。
世界は、一つの国になり、一人の国王(大転輪王)が支配するのが理想とされた。
大転輪王は、武器を用いず正義だけで世界を統治する。
大転輪王が世に現れる時、天の車輪が出現し、王はその先導のもとに武力を用いずに全世界を平定する。
大転輪王の指揮のもとに、小転輪王、金輪王、銀輪王、銅輪王、鉄輪王などが各地を統治する。
世俗世界の王が大転輪王。真理世界の王がお釈迦様。

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≪参考文献≫
伏見友貴 (2013)『無量義経』
(無量義経徳行品第一)

 
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今日の言葉:
「一大事と申すは、今日ただ今の心なり」
正受老人しょうじゅろうじん
(1642年~1721年)