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言の葉【ことのは】

「仮定逆接」2(古典文法)

●「仮定まり逆接ぎ」の例 三‥‥
汝の家遠くとも吾行かむ
(「とほく」:形容詞「とほし」の意活き連なり形
【●「かた さだまり さか つぎ」の たぐひ み‥‥
な の いへ とほく とも あ ゆか む
(「とほく」:かた さま こと「とほし」の こころ いき つらなり かた)】

●「仮定逆接」の例 3‥‥
汝の家遠くとも吾行かむ
(「とほく」:形容詞「とほし」の連用形
[訳]そなたの家が遠いとしても、私は行こう。
【●「カテイ ギャクセツ」の レイ サン‥‥
な の いへ とほく とも あ ゆか む
(「とほく」:ケイヨウシ「とほし」の レンヨウケイ)
[ヤク]そなた の いえ が とおい としても、わたし は いこう。】

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●「仮定逆接」の例 4‥‥
獨り居りとも
【ひとり をり とも】

[訳]
独りで居たとしても、

「をり」:「をり」の終止形。

 
≪助け物等【たすけ もの など】(参考文献等)≫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・金田一春彦 (1977)『新明解古語辞典』三省堂
・藤堂明保 (1978)『学研漢和大字典』学研プラス

 
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