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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

観音経(かんのんきょう)8

(正字体・歴史的仮名遣いと[現代字体・現代仮名遣い]を併記)

妙法蓮華經 觀世音菩薩 普門品 第二十五
めうほうれんげきやうくわんぜおんぼさつ ふもんぼん だいにじふご
[妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品 第二十五
みょうほうれんげきょう かんぜおんぼさつ ふもんぼん だいにじゅうご]

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< キーセンテンス >
「南無観世音菩薩」と称(とな)える

●原文
稱其名號
しやう ご みやう がう
[ 称其名号
しょう ご みょう ごう ]

●書き下し文 1
其の名號を稱へれば
その みやうがう を となへ れば
[ 其の名号を称えれば
その みょうごう を となえ れば ]

●書き下し文 2
其の名號を稱せば
その みやうがう を しやう せ ば
[ 其の名号を称せば ]
その みょうごう を しょう せ ば

●訳 1
観世音菩薩の名を称(とな)えれば、

●訳 2
観音様の御名(みな)を称えれば、

●言葉の意味
・稱[ 称 ](読み)・・・
シヤウ
たた(へる),とな(へる)
[ ショウ
たた(える),とな(える) ]
・其(読み)・・・
キ,ゴ
そ(の),それ
[ キ,ゴ
そ(の),それ ]
・名(読み)・・・
ミヤウ,メイ

[ ミョウ,メイ
な ]
・號[ 号 ](読み)・・・
ガウ
さけ(ぶ),よびな
[ ゴウ
さけ(ぶ),よびな ]

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●原文
即得淺處
そく とく せん じよ
[ 即得浅処
そく とく せん じょ ]

●書き下し文
即ち淺き處を得ん
すなはち あさき ところ を え ん
[ 即ち浅き処を得ん
すなわち あさき ところ を え ん]

●訳 1
直(す)ぐに浅瀬に着けるだろう。

●訳 2
直(す)ぐに浅い所に着けるだろう。

●言葉の意味
・即(読み)・・・
ソク
すなは(ち)
[ ソク
すなわ(ち) ]
・得(読み)・・・
トク
え(る),う(る)
[ トク
え(る),う(る) ]
・淺[ 浅 ](読み)・・・
セン
あさ(い)
[ セン
あさ(い) ]
・處[ 処 ](読み)・・・
シヨ,ジヨ
お(く),ところ
[ ショ,ジョ
お(く),ところ ]

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≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店

 
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