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神話【かみかたり】(神話)

古事記(ふることふみ) 6

[キーワード:三柱神みはしらのかみ

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●原文
参神みはしらのかみ造化むすひはじめれり。

●訳
(天界と地上界が別れた後、)三柱みはしらの神が産まれた。
三柱神みはしらのかみの誕生が万物創造ばんぶつそうぞうの初めとなった。

●言葉の意味
参神みはしらのかみ・・・
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
高御産巣日神たかみむすひのかみ
神産巣日神かみむすひのかみ三柱神みはしらのかみ
造化むすひ ・・・
万物ばんぶつでること。万物創造ばんぶつそうぞう
はじめ・・・先駆さきがけ。最初。

●その他
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ・・・
古事記の中で一番はじめに現れる神。日本神話の最高神。
はしら・・・神を数える単位。
一柱ひとはしら二柱ふたはしら三柱みはしら
太古の人が見た神の姿が家屋かおくの柱に似ていたため、神を数える単位となった。

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《参考文献》
次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫

 
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今日の言葉:
「人間はなんと神に似ていることだろう!」 シェイクスピア