111(いちいちいち)

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古事記(ふることふみ) 50

[キーフレーズ]
大海人皇子軍の帰国

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(正字体・歴史的仮名遣いと[現代字体・現代仮名遣い]を併記)

●原文 1(本居宣長『古事記伝』より)
愷-悌帰於華夏

●書き下し文 1(本居宣長『古事記伝』より)
愷悌して華夏に帰り

●原文 2
愷悌歸於華夏
グワイ テイ キ ヨ クワ クワ
[ 愷悌帰於華夏
ガイ テイ キ ヨ カ カ ]

●書き下し文 2
愷悌して華夏に歸り、
ぐわいてい して くわくわ に かへり
[ 愷悌して華夏に帰り、
がいてい して かか に かえり ]

●訳 1
大海人皇子軍は飛鳥(あすか)に凱旋(がいせん)し、

●訳 2
戦(いくさ)が終わり、緊張感も解けて安堵した気持ちになり、大和国(やまとのくに)に帰り、

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●言葉の意味
・愷(読み)・・・
クワイ,グワイ
やす(らか),たの(しむ)
[ カイ,ガイ
やす(らか),たの(しむ) ]
・悌(読み)・・・
ダイ,テイ
・歸[ 帰 ](読み)・・・

かへ(る)
[ キ
かえ(る) ]
・於(読み)・・・
ヲ,ヨ
を(ひて)
[ オ,ヨ
お(いて) ]
・華(読み)・・・
クワ,ケ
はな
[ カ,ケ
はな ]
・夏(読み)・・・
クワ,ゲ
なつ
[ カ,ゲ
なつ ]

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●用語の意味
・愷悌・・・
穏やかで安らいでいるさま。
・華夏・・・
①唐土(もろこし)。
②都。

●解説(本居宣長『古事記伝』より)(上の原文と無関係な箇所は省略)
乃放牛息馬。愷-悌帰於華夏。
・乃(すなは)ち牛を放ち馬を息(いこ)へ。愷悌して華夏に帰り。
放牛息馬とは、から國の周ノ武王が紂に勝(カチ)て後に、馬を崋山の南に帰(カヘ)し、牛を桃林の野に放チて、再服(フタゝビツカ)はぬことをしらせし故事(フルコト)なり。
(意訳:
「放牛息馬」とは、周の武王が紂に勝利した後、馬を崋山の南方に帰し、牛を桃林の野に放って、二度と使わないことを民に知らせた故事からきている。)

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/
(アクセス日:2017/4/15)
・古事記をそのまま読む
http://himiko-y.com/scrp1/kojiki--1.html
(アクセス日:2017/4/15)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第135回)
http://ameblo.jp/norinaga-suzunoya/
(アクセス日:2017/4/15)

 
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