111(いちいちいち)

長女・次女・長男・夫・妻・猫。 日常・神話・物語。

古事記(ふることふみ) 49

〈 キーフレーズ 〉
大海人皇子軍の勝利

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(正字体と現代字体,歴史的仮名遣いと現代仮名遣いを併記)

●原文(本居宣長『古事記伝』より)
乃放牛息馬
ナイ ハウ ギウ ソク バ
[ 乃放牛息馬
ナイ ホウ ギュウ ソク バ ]

●書き下し文 1(本居宣長『古事記伝』より)
乃(すなは)ち牛を放ち馬を息(いこ)へ

●書き下し文 2
乃ち、牛を放ち馬を息へて、
すなはち うし を はなち うま を いこへて
[ すなわち うし を はなち うま を いこえて ]

●書き下し文 3
乃ち、牛を放ち、馬を息め、
すなはち うし を はなち うま を やすめ
[ すなわち うし を はなち うま を やすめ ]

●書き下し文 4
乃ち、放牛、息馬し、
すなはち はうぎう そくばし
[ すなわち ほうぎゅう そくばし ]

●訳 1
牛を放ち、馬を休ませ、

●訳 2
その後、牛馬を放ち、休息させ、

●訳 3
戦(いくさ)で使った牛馬を休ませ、

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●言葉の意味
・乃(読み)・・・
ダイ,ナイ
すなは(ち),なんぢ,の
[ ダイ,ナイ
すなわ(ち),なんじ,の ]
・放(読み)・・・
ハウ
はな(つ),はふ(る)
[ ホウ
はな(つ),ほう(る)]
・牛(読み)・・・
ギウ,ゴ
うし
[ ギュウ,ゴ
うし ]
・息(読み)・・・
ソク
いき,いこ(ふ),やす(む)
[ ソク
いき,いこ(う),やす(む)]
・馬(読み)・・・
バ,マ,メ
むま
[ バ,マ,メ
うま ]

●解説(本居宣長『古事記伝』より)(上の原文と無関係な箇所は省略)
・乃(すなは)ち牛を放ち馬を息(いこ)へ。
放牛息馬とは、から國の周ノ武王が紂に勝(カチ)て後に、馬を崋山の南に帰(カヘ)し、牛を桃林の野に放チて、再服(フタゝビツカ)はぬことをしらせし故事(フルコト)なり。
(意訳:
「放牛息馬」とは、唐土(もろこし)の周の武王が紂に勝利した後、馬を崋山の南に帰し、牛を桃林の野に放って、再び使用しないことを民衆に知らせた故事からきている。)

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《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/
(アクセス日:2017/4/9)
・古事記をそのまま読む
http://himiko-y.com/scrp1/kojiki--1.html
(アクセス日:2017/4/9)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第135回)
http://ameblo.jp/norinaga-suzunoya/
(アクセス日:2017/4/9)

 
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