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古事記(ふることふみ) 35

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天武天皇

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●原文 1
曁飛鳥淸原大宮 御大八洲天皇御世

●原文 2(本居宣長『古事記伝』より)
曁飛-鳥清-原大-宮。御大-八-洲天-皇御-世。

●書き下し文 1
飛鳥あすか清原きよみはら大宮おほみやに、大八洲おほやしましろしめしし天皇すめらみこと御世みよおよびて、
+
・「しろしめしし」の別の読み・・・
しら(しめしし),をさ(めたまふ)
・「およびて」の別の読み・・・
いた(りて)

●書き下し文 2(本居宣長『古事記伝』より)
飛鳥の清み原の大宮に。大八洲(おおやしま)御(しろしめ)しゝ天皇の御世に曁(およ)びて。

●訳
飛鳥浄御原宮あすか の きよみはら の みやを皇居として全国を統治されていた天武天皇の御世みよにおいて、

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●解説
・曁(正規の読み)・・・
キ,いた(る),およ(ぶ)
・曁(正規の意味)・・・
いたる。およぶ。日の出。日がのぼり始めるさま。
・曁(部首)・・・
「日」(ひ)
飛鳥浄御原宮あすか の きよみはら の みや・・・
「あすかきよみがはら の みや」とも言う。
672年から694年までの皇居。天武天皇と持統天皇の御世みよ
・「洲」(正規の読み)・・・
シュウ,しま,す
・「洲」(正規の意味)・・・
しま。くに。大陸。
・「州」(正規の読み)・・・
シュウ,ス,す,くに,しま
・「州」(正規の意味)・・・
しま。川の中に砂が積もってできた陸地。古代中国の行政区画。
・「御」(正規の読み)・・・
ギョ,ゴ,おん,お,おさ(める),み
・「御」(正規の意味)・・・
治める。統治する。
動物を思い通りに操る。

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・「白」(漢字の語源)
「頭の白い骨、日光、どんぐりの実」の象形。 → 「白いもの」→ 「白い」
・「匕」(正規の読み)・・・
ヒ,さじ
・「匕」(正規の意味)・・・
さじ(匕,匙)。
あいくち(匕首)。
(語源:匕首あいくちは、つばを付けず、柄口つかぐち鞘口さやぐちが合うように作られていることから、「合う口」で「合口あいくち」となった。後に中国の匕首ひしゅと混同されて、匕首ひしゅも「あいくち」と呼ぶようになった。)
(語源:かしら(持つところ)が匙に似た中国の短剣が「匕首ひしゅ」と呼ばれていた。)
・「匕」(部首)・・・
匕(ひ)
・「皀」(正規の読み)・・・
キュウ。キョウ。コウ。ヒキ。ヒョク。
・「皀」(正規の意味)・・・
かんばしい。穀物のよい香り。
ひとつぶ。穀物の一粒。
・「皀」(部首)・・・
「白」(しろ)
・「皀」(漢字の語源)・・・
「白」(白い団栗どんぐりの一粒)+「匕」(さじ)

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/
(アクセス日:2017/1/8)
・古事記をそのまま読む
http://himiko-y.com/scrp1/kojiki--1.html
(アクセス日:2017/1/8)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第131回)
http://ameblo.jp/norinaga-suzunoya/
(アクセス日:2017/1/8)

 
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